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私が子供たちと保育園に登園することの楽しさの一つに、
たっぷりと話をすることができる、というものがあります。

楽しみもそうですが、とても大切な時間だと思っています。

例えば娘の口数がいつもより少ない時には何があったのか聞くことができますし、
(保育園も年長になるとお友達関係でいろいろあるものです)
季節の変わり目には、あの花が咲いたとか、あの花が萎れたとか、
セミがやかましいとか、セミの声が聞こえないとか、
そんな風に親子で季節を感じることができるわけです。

思いもよらないことを娘が考えているのがわかりますし、
大人の目線では疑問にすら思わないことも聞けたりできます。

家にいると兄や弟と一緒にお手伝いしたり遊んだりで、
中々じっくりと話す時間を持つこともできませんが、
この登園時間でしたら、1対1でじっくり話せるわけです。

 

先日。

そんな登園中に娘となぞなぞや謎解きの話になりました。
(今度家族で参加できるそんなアクティビティーに申し込んだので、
そのことを話していたわけです)

すると、娘はしきりと「大人はかしこいから、お父さんは黙っていてね」とか、
「大人は頭がいいから、きっと子供には難しいよ」とか。

大人=かしこい存在、
なんて風に思っている発言を繰り返していました。

まあ、大人=アホ、なんて思われているより、
親としてイイはイイのですが……。

果たして、それホントかなと。

娘に「大人はホントにかしこいのかな?」と質問したところ、
「当たり前だよ。何でも知っているじゃない!」とのこと。

で、それはかしこいんじゃなくて、ただ少し子供よりも
物事を知っているってだけじゃない、と言ったところ、
イマイチ伝わらなかったようで、考え込んでしまいました。

かしこい=物事を知っている、なら娘の言うとおりなんでしょうが、
残念ながらそうではないわけで。

娘に「じゃあ、なんでかしこい大人がミサイルなんてつくったりしているのかな」
と言ったら、「あぁ、そうだね」とあっさり納得してしまいました。

娘はニュースで軍事パレードやミサイル発射の話題が流れると、
決まって怖がってチャンネルを変えさせます。
そして、うっかり私が妻と軍事的な世界情勢の話をすると、
すぐに「そのお話はやめてね」と言います。

軍備の映像を見て「どうしてこんな怖いことばかりするの?」と質問もしてきます。

なので、彼女にとって多くの人を傷つけるだけのものを
なぜ世界中で持つのかが謎。

パワーバランスとか、抑止論とか、
当然そういったところの問題なんて知るわけもない中で、
一番シンプルに大人たちがやっている不可解な問題として認識しているわけです。

 

軍備については古今東西の複雑な縦糸と横糸が
絡み合っている問題なので、それを短絡的に
切って捨てるわけにはいかないということも重々承知しながら、
やっぱり大人はそんなものを振りかざしている時点で、
かしこくはないんだなあ、と。

ママチャリの上で娘と話しながら思ったというわけです。

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