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もうすぐ長男が誕生日を迎えます。

小3坊主にもなるとそれなりにプレゼントに個性が出てくるわけですが、
わが家の坊主は非常に個性的な一品を所望してまいりました。

それが。

野球の硬式のボール。

別に長男はリトルリーグに入っているわけでも、
部活に勤しんでいるわけでもありません。

でも、無類の野球好き。

サッカー、バスケ、テニス、その他にも選択肢があるのに
ほのかに昭和の香り漂う野球が大好きな変わりもんです。
(なんて書いたら野球好きの人から怒られちゃうかな……)

 

野球大好きな彼は休みになると私をキャッチボールにかり出し、
私や妻の実家に帰省する折には他に荷物も多いのに、
エッチラオッチラとグローブとボールを抱えて移動します。

そして、どこでも私とキャッチボールするわけです。

で。

彼のご不満は軟式のボールしか触ったことのないこと。

憧れの高校野球、プロ野球の選手は硬式のボールだと教えた時から、
いつか硬式のボールでキャッチボールをやってみたいというのが夢だったようです。

今時分だと朝から高校野球にかじりついて、
ピッチャーの投球のスローVTRを見ては、
ボールの縫い目の回転から球種を探って楽しんでいます。

……そんなコアな楽しみ方、ちょっと親父の私も追いつけない……。

 

なので、彼が誕生日プレゼントに欲しがったのが、
硬式のボール1個だったというわけです。

DSとか、スプラトゥーン2とか、今時感のあるプレゼントじゃなく、ボール1個。

(……途上国の少年か)

 

硬式のボールを買うにあたって、
私から課せられたルールがあります。

危険なものであることを認識すること。
硬式の球は非常に硬いわけで(当たり前だけど)、
軟式の球のような取扱いはするなと厳命しました。

なので、他の子供たちの多い東京の公園でのキャッチボールはNG。
田舎の実家の誰もいない公園でのみ可。

それでもいいと言って聞かない坊主はスポーツ用品店でゲットしたら、
小躍りするほど喜んでいました。

四六時中触っては、感触を楽しみ。

眺めては楽しみ。

寝る時には一緒の布団に入れるほどの入れ込みようでした。

 

というわけで。

プレゼントは子供の興味をもとに決めるべきだなあとつくづくと思った私。

もしも私が彼の興味を聞かずに決めていたら、
きっと「いまどきの小3はこんなものを好きだろう」と
ミスリードしていた可能性があります。

ボール1個で大喜びするなんて、親の私でも予測不可能でした。

なので、誕生日、クリスマスなんかのプレゼントは極力子供の興味を聞いた方がいい。

遊び方や方向性を既定しないものをあげることができたら、
そこから先の絵は子供たち自身で描くんだ、なんて思ったわけであります。

つーわけで、子供のプレゼントに親のバイアスはもっての外ってことです。

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