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かつて昭和の頃、給食の時間にアホな男子たちが
スイカをどこまで食べられるか、なんて競争をしていませんでしたか?

赤い果肉を食べつくして、その後白い皮の部分を
下の前歯で削ぎながら、最後はペラペラの状態まで持っていく、的なやつです。

バカですね。

そう、夏の男子はバカとアホに拍車がかかり、
有り余るパワーを宿題なんかに向ければいいのにも関わらず、
そういった達成したところで、
実にバカバカしい結果しか残さないことに専心するわけであります。

って、そのバカ男子はまさに子供の頃の私であり、
プール時間が終わった後、クラスの男子全員で全裸で学校の廊下を疾走したり、
廃車置き場で熱くなった車のボンネットの上で跳ねまわったり、
誰が一番蚊に刺されるか競争をして、キンカン片手に体中の蚊に刺され痕を数えたり、
ホントに脱力かつアホMAXな夏を過ごしていました。

 

さて、そんな私が先日娘とスイカを食べていた時のコト。

まだ食べてる途中だとばっかり思っていたのに、
おもむろにスイカを片付けようとする娘。

スイカにはまだ赤いところが2センチほど残っているわけです。

「おまえ、まだそこ食べられるだろー」と私が言うと……。

「えー、だってもう甘くないし」と答える娘。

「いやいやいや、白いところまで食えよ」

「そんなところまで食べるのクラスの○○君くらいだよー笑
(注:その○○君はガサツな男子です)」

「みんなは食べないの?」

「食べないよ。先生もここぐらいまで食べればいいです、って言うよ」

 

……マジか!

いまどきの教育現場ではそんな感じなのか!

昭和で頭の中身が止まっている親父は驚愕したのでありました。

……まあ、確かに白いところまで食べたところで、
何がどうというわけでもないですし、
よくよく考えればおいしく食べられるところまで食べればいいわけで。

そりゃそうか、いまどきは合理的だぜ!

なんて思いつつも、
モッタイナイ世代に育てられ、
スイカの皮喰い競争をしていた私にとっては、
なぜだか意味不明な罪悪感を覚えてしまうわけなのでした。

実にくだらないけどさ……。
スイカの喰い方で時代を感じる親父なのであります。

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