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将棋大会すごいですね。

藤井四段の29連勝。

号外になるくらいやっぱりすごいことですよね。

前人未到。

100年に一度。

うん、すごい!

 

……。

……。

……。

って、本当にそのすごさを理解できる人ってどれくらいいるのかと。

多分理解できるのは将棋界で常にギリギリのところで、
切磋琢磨、研鑽をし続ける棋士の人たちなんでしょうし、

その一端を想像できるのは、
日夜将棋に勤しむアマチュアの愛好家の人たちなんだと思うわけです。

 

正直なところ、私にはそのすごさの本質はなかなか理解しづらいです。

東京ビッグサイト「将棋日本シリーズテーブルマークこども大会」会場

東京ビッグサイト「将棋日本シリーズテーブルマークこども大会」会場

毎年、息子が出場する将棋大会に付き添いで行くと、
その将棋人口の裾野の広さは目を見張るものがありますし、
(私の想像以上の参加者数です)
小学生の大会でさえ予選を突破して本選に突き進むことの難しさを垣間見ます。

なので、そんな多くの中からほんの一握りの
『特殊な』
『類稀な』
『尋常でない』
才能がほとばしった結果なのではないかと考えるわけであります。

 

 

さて。

そんな将棋界の偉業のニュースがビュンビュン飛んでいるわけですが……。

こういったニュースが飛ぶと、その後に必ずわいてくる報道は……。

「街の将棋教室が満員です」とか、

「このご家庭では将棋の英才教育を開始して……」とか、

そういった話題なわけです。

それがサッカーだったり、野球だったり、水泳だったり、
流行りはそれぞれの時で違うわけなのですが……。

 

まず一番誤解しちゃいけないことは、
類稀な才能はポンポン出てくるものなんかじゃない、ってことだと思うわけであります。

偉業!

100年に1度!

国民栄誉賞!

なんてことになる才能を持っている人々は、
到底真似と想像のできない別の領域に住まう人なわけであり、
残念ながら市井で暮らす人々が簡単にタッチできるような人々ではないわけです。

 

つまり、そんな流行りに左右されちゃうような人々は……、

やるだけ無駄。

の可能性が極めて高い。

 

てか、流行り廃りに左右されて将棋なり
スポーツなりをやらされる子供が不幸。

 

藤井四段の29連勝でうちも将棋!
って思っちゃう親は自分の子供の本質や
得意なことを見ていない可能性が極めて高い。

と思うわけであります。

 

 

ただし。

何だか矛盾するようなことを言いますが、
多くの偉業を成し遂げた人々の親御さんが
子供に対して強力なバイアスをかけたために、
花開いた、という例は確かに存在するわけで。

やっぱり。

やるんだったら流行り廃りのレベルなんかじゃなく、
親子ともども血を吐くような修行の道に入っていく
覚悟ってものが必要なのではないかと思うわけです。

 

ってわけで。

藤井四段の29連勝でうちも将棋!

と思うのはいかがなものかと。

 

てか、報道や流行に左右されずに、

子供の好きなことや得意なことを伸ばしてやれよ、

と思うわけなのであります。

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