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私の嫌いな言葉にイクメン、カジメンというものがあります。

なぜに嫌いかと申しますと、
ひとえに主体性がない言葉だから。

要するにその言葉を使う時には、
育児も家事も基本的に女性、母親のものであり、
彼女たちの領域のコトをやる男性、父親はエライ!的な感じなので、
イヤなのであります。

つーか、夫婦でやれよ!バーカ!!って思うわけですね。

 

で。

最近、ママタレとして活躍するお笑い芸人さんが、
夫がなかなか仕事で帰って来れず、つらい、というコメントをし、
泣きだすっつー一件がありました。

まあ、賛否両論で炎上中なわけですが、
確かに一人で育児や家事をやるつらさってもんはあるわけです。

私、それわかるんですよね。

去年、妻が三人目の妊娠中、かなりおもいつわりで、
私が子供達二人の相手をして、ずっと家事と育児をやっていたわけです。

やっぱり一人でやっているとつらい。

一緒に家事や育児をやってくれる人や語れる人がいないと、
なんだか毎日が袋小路のようで先が見えないわけであります。

だから、ママタレ芸人さんが泣いちゃうのも分かります。

 

で、冒頭のイクメン、カジメンがいりゃあ、家庭は明るいかって言うと、
はっきり言ってそれを許さないのが、現代日本の働き方なわけです。

子供が病気で仕事を休まざるを得ない時、
休むのはお母さんと相場が決まっていて、
たいていの職場は夫が仕事を休むことに理解なんてありゃしません。

私も仕事を休まざるを得ない時、
「奥さんが休むわけにはいかないんですか」と言われたことがあります。
(かなり腹が立ちましたが、それが現実です)

つまり、そんな男性の働き方が
女性を苦しませるわけで、テレビでママタレ芸人さんが泣いちゃうわけです。

正直。

どんなに男性が育児も家事も頑張ろうとしても、
今の日本じゃ無理です。

女性の社会進出をいろいろ考えて、
法令やタスクフォースで下地をつくろうとしても、
まずは男性の働き方を変えないとそんなもんは絵に描いた餅です。

 

ということで。

バカみたいにイクメン、カジメンとないものねだりをする前に、
(てかイクメンもカジメンもホントにバカだけど)
そして、女性の社会進出、少子化対策、なんて言う前に、

まずは男性の働き方を考え直さないと、
何も始まらねーだろ、なんて思うわけであります。

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