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帰省中の楽しみと言えば、義父と義弟とやる宴会。

全員の仕事の都合上、帰省中に一緒に宴会をすることができるのは、
せいぜい一回くらいのもの。

 

結構、家事や育児を厭わずする3人のおっさんたちは、
この宴会の時ばかりはすべてを妻たちに任せて大いに騒ぎます。

女性陣にとっては、3人のうち誰が羽目を外すか監視しながら、
ツマミを作り続けたり、子供たちの面倒を見たりするわけで、
あまり好もしいことではないのかもしれませんが、
まあ、そこはそれ、大目に見てもらって大いに話し飲むわけであります。

 

この3人の宴会で、私が特に嬉しいのは、
私たち義理の兄弟の仲の良さを殊の外嬉しそうにしている義父を見ることです。

縁があって姉妹を妻にめとった義理の兄弟が、
ツッコミつつ、ボケつつ、宴に興じることが非常に嬉しいとのことです。

顔全体がほころんで、もうゆるゆる。

この宴会ができて初めて、あぁ帰省したなあと感慨にふけることもできるってもんです。

 

ただし、いよいよ帰りの日が近づき、その日の帰省の列車を待つ時間になると、
みんな憎まれ口を叩きつつ非常に寂しい気になるのでした。

 

たぶん義父は駅まで送ってくれた後、1人で泣いてるんじゃないのかな‥‥。

 

ということで、私たち3人は年に1回あるかないかの宴会を楽しみつつ、
別れを惜しみつつ、ボケて突っ込んでを繰り返すのであります。

 

こんな不思議な縁がある血の全く繋がらない男同士の友情ってもんも実に悪くないな、
なんて思うのでした。

 

 

‥‥次はいつ宴会ができるかな。

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