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都庁展望室からの眺め(2)

小3ほど平和な学年はあまりないです。

低学年ほど先生や親からの自動的なやらされ感はなく、
高学年ほど部活やら勉強やらのプレッシャーはなく、
ほどよく自我が成立している状態で、
社会的にノープレッシャーなのは小3くらいかなと。

確か”さくらももこさん”もそんなことを言っていたような気がします。
だから、「ちびまる子ちゃん」はそんな平和な時代を題材にしたと。

 

さて。

わが家の長男坊主も本日から小3。

朝、登校前に私と新しいクラスが何組になるか掛けをして、
元気に出発していきました。

このブログを始めた頃は新1年坊主で
泣きべそをかきながら登校していたことを考えると、
ホントにたくましくなったと、
親父としてちょっと嬉しかったりするわけであります。

 

で。

私が帰宅したところ……。

子供部屋でガサゴソしている息子。

掛けの結果を聞いても何となく気もそぞろ。

ふと見ると、妻は明らかにイライラモード。

……何かやらかしたな、my son。

 

妻の口からは

「いったい何回目!」

「毎回、新学期のときは……」

といった小学生男子にとっては、
定番中の定番の怒られ文句が
発せられていたわけです。

 

聞けば、学校の机の横に雑巾をかけるための洗濯バサミがないとのこと。

息子「どうしても見当たらないよ~」

妻「学年末に持って帰ってきた時、どこに入れてあったの!?」

 

……。

ギャフン……。

……。

実にくだらない……。

……。

と思った瞬間、私は自分の小3の頃にワープしていたのでした。

そう。

あの何をやっても楽しかった小3の頃。

でも何をやっても、まさに一挙手一投足で母に怒られていた頃。

今思えば、なんであんなにもくだらないことで、
毎日怒られていたのか謎です。

プリントなくしたとか、
帽子をなくしたとか、
傘をなくしたとか、
宿題を忘れていたとか、
同じ社宅の誰ちゃんを泣かしたとか。

明日は何の遊びをしてやろうとワクワクしていた横で、
いつもイライラガミガミしていた母。

そのマイペースでワクワクでちょっとアホな小3男子魂ってものは、
お袋には理解不能なものだったのかもしれません。

 

なんてことを思い出しながら、妻と息子を眺めていました。

そして。

真に小3男子の抜け作ぶりを理解している親父が。

そんな小3男子のために。

立ち上がるのは「今」だ!

「今」しかない!

 

ということで、渦中の洗濯ばさみを息子と一緒に100均へ
買いに出かけたのでした(やっぱくだらねーな……)。

息子からは昔話の「○○の恩返し」に出てくる助けられた「何か」並みに
お礼を言われたことは言うまでもありません。

 

というわけで!

すべてのお母さんに私は声を大にして言いたい!

「小3男子が生活をキチンとする」なんてことは無理だと。

お母さん方の年代の女性が望むような「キチンと」とは、
対極に位置するのが「小3男子」なんだということをご理解いただきたい。

洗濯バサミもプリントも宿題も、
明日のワクワクに比べれば屁みたいなものです。

だから。

だからですね。

ちょっとイライラする前に思い出してほしいわけです。

「あ~、こいつらとは生きてる次元が違うかも」と。

つまり、宇宙人に地球の論理で怒ったって無駄ってわけなのであります。

 

かつて小3男子だったおっさんとしては、
現役小3男子を本気で応援したい、なんて思うわけです。

このブログを読んでいただいたのも何かのご縁です。

ぜひぜひ小3男子にやさしい目を向けてあげてください、どうぞお願いします<m(__)m>

奴らは本気で愛すべきアホたちなのです。

 

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