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夫婦共働きの家庭の、
ほとんどの夫が誤解している可能性が高いこと。

それは、自分の妻の育休。

 

赤ちゃんとの平和な時。

穏やかに流れる時間。

赤ちゃんと一緒にゆっくりときちんと過ごす生活。

仕事の喧騒やストレスから離れ、
ただただ自分と赤ちゃんの生活に向き合う日々。

一方。

自分は新米パパとして育児に参加したい。

けど、実際は仕事と残業で中々時間を取れない。

でも、ヘトヘトで頑張っているわけで、
家で育休中でふんだんに時間のある妻に育児のほとんどを任せても、
それはそれで止むを得ないはず。

妻は育休で時間があっていいよなぁ、
なんてちょっと思っちゃったする自分もいたりして。

 

……。

……。

これ。

間違い。

大きな間違い。

妻でありお母さんがどんだけ自分の時間がないのかと。

なんだったら、トイレ行くのも赤ちゃんが寝ている隙を見てって感じだし。

そして。

それまで働いていたお母さんなら特に「世間」から
遠ざかってしまっているという、
言いようのない「置いてけ堀感」があるはずなわけで。

しかも、相手は言語を未獲得の赤ちゃんだから、
当然のことながら会話皆無。

日中声を出して会話したのは、いったい何だったっけと考え込むレベル。

 

つまり。

あなたの妻とお母さんはそういった立場にいる人なわけです。

決して、パステル調の赤ちゃんグッズで彩られた平和でのんびりとした時間を
過ごしているわけじゃないっつーことです。

 

たった一時間でも自分だけの時間を過ごすことができたら……。

なんて、思っているお母さんはかなりいるはずです。

 

先日、育休中の私の妻がとある場所で↑のようなことを発言したところ。

私もビックリなくらい他のお母さんから共感を得ました。

かつてそうだった方は「思い出すなぁ~」という感じだし、
今まさにそうである方は「勇気が出ました。夫にもこのことを言って共有します」と
言っていただけました。

 

多くの妻や母がそういったことを感じているのに、
多くの夫や父が把握していない。

この辺のちょっとしたズレやボタンの掛け違い、すれ違いが
いつか夫婦の間の大きな隔たりに発展しないとも限らないわけです。

マジヤバくね?

 

ただ、だから夫も育休を取れとか、残業やめろとか、
それは早計な要求であることも十分わかっています。

だって、日本の職場はそれを許さないから。

いい悪いはまったく別にして、多くの人はそういった環境で
仕事をしなくてはいけないから。

 

だから。

夫であり父である男性は、
まずは冒頭であげた「妻の育休」の幻想を止めて、
自分の妻の現状をよく見てあげて
会話するところから始めるべきなんじゃないのかな。

仕事=つらいこと、といった図式に囚われていると、
そのつらいことから離れていればハッピー!
という短絡的な思考に結び付きやすく、
つまりは物事はそんなに単純でも簡単でもない、ってことです。

育休中は「ハッピー」ばかりではなく、
閉塞感や焦燥感や孤独感、
そしてそこに赤ちゃんのお世話が乗っかってきてるってことです。

 

しかし。

私の妻の発言。

多くのお母さんに勇気を与えることができたみたいで。

やっぱり自分の想いを発信することって重要だな、と思ったわけなのであります。

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