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息子の小学校からのお便りで
長年(と言っても2年だけど)疑問に思っているのが、
情報セキュリティに関するもの。

デバイスが多種多様化
(PC、スマホ、携帯、タブレット、
ネット接続が可能な携帯ゲーム端末etc.)してしまっている昨今、
それらの適当、妥当な使い方を考案して、
小学生向けに噛み砕いて教えてあげるということが、
はっきり言って至難の業だということは十分理解していますが……。

基本的にそこに書いてある内容というのは、
「危うきに近寄らず」
もしくは、「くさいものには蓋」って感じで、
要するに「触らせず近寄らせなかったら、危ないことも起こらないでしょ」
って感じです。

つまり、
「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)はできるだけ使わないこと」とか、
「毎週水曜日はSNSに触らない」とか、
禁止・抑制の文言ばかりが並んでいるわけです。
(で、SNSの意味が何かと混同されているので、
こっちとしては何だかスッキリしていない印象も受けたりして……)

なんと旧態依然とした保守的な姿勢かと。

人口減かつ超高齢化が進み、資源も乏しく、
GDPも減少する日本で、
次の世代の子供たちに
あるテクノロジーに触るな、利用は抑えろと学校で教えるのは、
非常に危険な姿勢なのではないかと思うわけです。

 

いつも思うんですけど。

こういった禁止・抑制の考え方というのは、
一部の特殊なパターンに引っ張られた「事なかれ」主義の
際たるものではないかと。

つまり、特殊な環境で起こった事件、事案を
面白おかしく報道した結果、
統計的に考えて1%にも満たないそんな特殊事例を
勝手に一般化して、
ルールに組み込んでいるといったことだと思うのです。

……確かにそれだと何も起こらない安牌になるんでしょうがね……。

いったいどれだけ優秀な子供の機会損失を起こしているんだと。

これからの日本は!!!
イノベーション!!!とか、
ICT!!!とか言うんなら、
そんな古臭くて場当たり的なルールで
子供たちを縛りつけていたらダメだろと。

 

ってことで。

わが家では、小2坊主にインターネットセキュリティを
時折教えるようにしています。
(前置きなげーよ)

で、教える時のポイントは簡単。

  1. メリットとデメリットの両面の存在を教える
  2. そして、デメリットの「脅威」への対策があることを教える

以上、二点を小2坊主に分かりやすい言葉に翻訳してあげればOK。

例えば、私が使っているiPadでは買い物ができること、
銀行振込ができること、
それが実際の店舗に行かなければいけないというコストと比べると、
どれだけメリットがあるのかを教えてあげます。

その時点で小2坊主は目をキラキラさせて、
その薄っぺらいタブレットが
万能の未来の道具のように思うわけです。

そして、そこからのデメリットの説明。

コンピューターウィルス、フィッシングサイト、
クラッカーetc.の存在を教えて、
もしも自分の重要な情報が盗まれたり、
端末に侵入された場合のことを教えてあげます。

すると、先ほどまで目を輝かせていた小2坊主は、
急に薄っぺらいボードを気味悪く見るようになるわけです。

このままじゃ、学校のルールと同じ結果になってしまいますので、
それへの対策を教えてあげます。

ウィルス対策ソフトの存在、
あやしいサイトの特徴やアクセスしようとした時の警告など。

ただし、そういった対策が万能ではないことや、
常にイタチゴッコが繰り広げられていることを付け加えます。

最後に、安全と危険のどこで折り合いをつけて、
利便性を獲得するのか、ってことを教えてあげるわけです。

 

これらを家に泥棒が入ったことなんかになぞらえて教えてあげると、
小2坊主の理解も十分追いついてきます。

というわけで。

子供たちには大人の都合や事なかれ主義で
重要な情報や機会が奪われることが
あってはいけないのではないかと考えるわけであります。

だって。

彼らが日本の次の世代になるんだとしたら、
十分な知識や情報を基に頑張ってもらわないことには、
こっちは安心して老いることもできませんからね……。
(って、結局自分のことかよ)

ま、とにかくこういったことを教えてあげるためにも、
親や大人は新しい情報を
常にキャッチアップする必要があると思うわけであります。

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