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正月と言えば……。

凧揚げに双六、独楽回し、福笑いetc

まあ、結構あるわけで。

ところが、私は子供のころ、そんな苔むしたような遊びは
あまり好きではなかったわけです。

ファミコン全盛期の団塊ジュニア世代としては、
刺激的で煽情的なゲーム(8bitだけど)を
やるほうが余程楽しかったわけです。

正月の町内会の集まりやら、学校の正月遊びで、
大人たちが嬉々として、そんな昔遊びを引っ張り出してきても、
「マジ無理だし……古いし……」ってなもんで、
アナログな遊びを端からバカにしていました。

 

翻って、我が家の小2坊主と保育園児はどうなのか??
ってことを考えながら、この正月休みに
そんなアナログ遊びを出してきたところ。

これが存外夢中に。

夢中になって双六やら、ボードゲームやら、
けん玉(正月遊びじゃないけど)、書初め(そもそも遊びじゃないけど)に
興じちゃっています。
(しかもクラフト系女子の娘は、福笑いを自作するほど)

なぜ??

私が子供のころにあんなにドン引きしていたのに。

ほんと不思議。

 

で、どうしてそんな感じで夢中になるのか考えてみたのですが、
それはつまり一周回って新鮮味がアップしちゃったからなのではないかと
思うわけであります。

私が子供のころはアナログ遊びとデジタル遊び(つまりゲーム)の
過渡期だったわけで、子供は新たに子供界に現れた未来的な遊びに
心を完全にホールドされちゃっていたわけですね。

ところが、今のゲーム産業はある程度の成熟し、
勃興期特有の勢いもあまり感じられないわけで。

そんなパワーが落ちているゲームに対して、
子供たちにとってはアナログ遊びが一周回っちゃって、
逆に新鮮!って感じになっちゃたのかもしれません。

むしろ普段忙しい大人が自分たちの目線に降りてきて、
コミュニケーションを取りながら、
キャッキャッとやることのほうが楽しいのかなと。

ちなみにこの考えがあっているのか、
試しにiPadに私が子供のころにやった8bitゲームの
ゼビウスというシューティングゲームを入れてみて、
息子にやらせて見せたのですが……。

ある程度の興味を示したものの、
他の遊びと比べて突出した興味を示すものではなかったわけです。

もはやゲームってもんは在りし日パワーを失ってしまったのかなあ……。

 

なーんてことを考えると、
ゲーム業界にかつての勢いがなくなってしまったことに、
一抹の寂しさを覚えるとともに、
昔から連綿と受け継がれてきた正月遊びってもんは、
時代をサバイバルしてきた分だけ強いもんだ、
なんて感慨を覚える次第なのでありました。

まあ、とは言え、やっぱり正月に子供遊ぶのはおもしれーなと。

いい正月です。

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