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家に新生児がいると、
普段気にも留めなかった記事が
目につくようになります。

これがカラーバス効果ってやつでしょうか?

ということで、
最近私の目に留まるのが、
「母乳」系の記事。

 

ということで、
まずは以下のサイトをご覧ください。

脅迫と無責任。育児系デマの温床「トンデモ・ママサイト」徹底比較、一番ヒドイのはどれ?
「messy /メッシー」より

で、次はコレ。

母乳が寿命を長くする!
「yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)」より

最初のものは母乳には何がいいとか悪いとか、
科学的な裏付けもないままに
お母さんたちを不安にさせるサイトを
比較したもの。
(非常に勉強になりました)

次は母乳は長生きの因子になっていたというもの。
(なぜか男性向けの記事ですが)

 

で、
こういった情報に触れて、
まったく気にしない赤ちゃんのお母さんはいないわけで。

もし母乳育児がうまくいっていなければ、
すごく自分のせいにしたり、
一人で悩んだり、
赤ちゃんに申し訳ない気になったりすることは
想像に難くないわけです。

 

何喰ったら母乳によくないとか、

母乳じゃなくちゃ赤ちゃんにはよくないとか、

挙句の果てには母乳は長生きのもとだとか、
(今さら言うな!)

うるせーやい、バーカって話です。

それっぽく言って、
人を不安にさせてんじゃねーぞ!

 

で、何で男の私が
こんなに母乳母乳言われるのが
イヤなのかと申しますと、
私自身がミルクで育った派だから。

ってことは、
私は短命で、味覚も不十分で、
なんかよく分からない不安な何かを
抱えて生きている可哀そうな人ですか?
(「そうだ」と言われると
ぐうの音も出ませんが……)

 

私の母は産後の肥立ちが悪く、
新生児の私を預けていたら、
手元に戻ってきた時には
まったく母乳を吸えなくなっていたとのこと。

なので、私は99.99%はミルクで育ちました。

その後、母は知り合いも少ない父の赴任先で
一人で育児を切り盛りし、育児ノイローゼ状態に。

(お蔭でこの歳まで母から「お前は手がかかった」と言われます)

 

↑こんな母親がいたとして、
webでもTVでも雑誌でも母乳母乳言われたら、
いったいどんな気持ちになるのか?

 

世の中には大切で必要な栄養素が
あることは理解できます。

そして、好ましくない行動や
生活習慣があることも理解できます。

それらを妊婦さんや
育児中のお母さんやお父さんに
伝える重要性も理解できます。

 

が。

それらをもってして、
不安がらせてどうするのかと。

だいたいそもそも、あの栄養素がー、
生活習慣がー、グルテンがー、白砂糖がー、
って神経質になって
血眼になっている親に育てられる方が、
赤ちゃん(や子供)にとってストレスじゃね?

そんなん言うんだったら、
チクロやサッカリンが
禁止も制限もされていない時代に
育った今の団塊の世代なんて、
全員パッパラピーか
ホニャラカパーになっているって話です。

 

ということで、

赤ちゃん(や胎児)の時の
いろいろなことが
その後の発育や知能などの
すべてを司るものではないのだと思います。

準備万端で出だしが最高だって、
途中でつまずくことだってあるわけだし。

最初が悪くたって、
途中で挽回することだってあるわけです。

「三つ子の魂百まで」は
こういったことでよく引き合いに出されることですが、
このことわざは「乳幼児期の育児方法や教育」を
言っているものでは断じてないわけです。

3歳まで無農薬有機農法の食材を食べた母親の母乳で育って、
「理想」とされる育児方法や教育を施されたとしても、
世の中で一般的に普及・流通しているものを
やたらと敵視してガリガリやっている親に育てられりゃあ、
そっちの方が不安です。

少しぐらいズボラな親の方が、
子供としては楽でいいです。

 

なので、できないことや無理なこと、非常に困難なことで
完璧を要求するような母乳神話は
いい加減にやめればいいっつー話なわけです。

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