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田舎から来ていたババ様が
赤ちゃんの寝顔を見て言いました。

「『もんぞ笑い』してるて~(しているよ~)」と。

 

……「もんぞ」って何さ?

そんな日本語これまで聞いたことねーし。

なんて思いながら、
わが息子の寝顔を見たところ、
くちびるの端がうっすらあがり、
目尻も下がってやわらかく笑っていたのでした。

……。

……。

……cuteが振り切れているぜ、息子よ。

 

その後も、おっぱいを飲んで
満足して眠りに入りかけている息子は、
何度もその「もんぞ笑い」をするのでした。

 

で、その「もんぞ笑い」というものが、
生活や社会の中の文脈から
形成されたいわゆる「笑顔」と違うことは、
赤ちゃんとの生活が
三回目の私はさすがにわかっています。

が、それが面白くて笑っているわけでも、
私や息子のダジャレで笑っているわけでも、
娘の笑顔に微笑み返ししているわけでも、
妻の語りかけに笑っているわけでもないことは
重々承知していますが、
やっぱり最高にcuteだと思ってしまうわけです。

 

ちなみにその「もんぞ笑い」という言葉ですが、
新潟弁(私の実家)に由来する言葉らしいです。

・もぞ(もおぞ、もんぞ)…寝言、意味不明の言葉

「I ♡ 新潟 ササダンゴン」(サイト中の「新潟弁辞典」より引用)

(ササダンゴンなんて
新潟の非公式イメージキャラクターが
いるんですね……知らんかった)

 

で、正式には「新生児微笑」と言います。

この言葉で調べるとすぐにわかりますが、
やっぱり生理的で自発的に起こる
生物の本能に起因するものだということです。

なので、チンパンジーや
ニホンザルの赤ちゃんにも見られるとのこと。

たいていの解説サイトには
「いわゆる笑顔とは違います」と
これでもかと念を入れてきます。

まあ、親にとってみれば、
「んなこと、わかっているけど、
かわいけりゃいいじゃん」ってなもんです。

 

人間は親の歓心を得やすくするためだったり、
お猿さんたちは顔面の筋トレのためだったり、
赤ちゃんたちにとって
必要な「生理的な反射」なんでしょうが……。

そんな小難しいことは置いておいて、
ここは思いっ切りかわいがってあげればOK、
ということでいいんじゃないかなと思うわけです。

 

ということで、新米パパの皆さん!

この「新生児微笑」。

マジでかわいいわけですが、
ほんの数秒の出来事ですので、
慌ててスマホやカメラを取りに行っても、
シャッターチャンスを逃すことはほぼ確実です。

でも、絶対に記念に撮っておきたいくらいにかわいい……。
(わかります)

なので、そんな皆さんは
赤ちゃんベッドの脇に
コンデジをぶら下げておくことを
お勧めする次第です。

 

……しっかし。

もんぞ笑い(新生児微笑)ってやつは、
ホントに反則なくらいかわいいです……。

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