Pocket

新生児がいる家の親父が
こんなことを書くのも何なんですが……。

かつて、職場で同僚が
赤ちゃんを連れてきた時の
微妙な空気がちょっと苦手でした。

今でこそ、自分の家もよそ様の家の赤ちゃんも
好きだと公言している私ですが、
かつて自分に子供がいない頃なんかは、
赤ちゃん自体に興味がなかったので、
正直なところ、特段の感想もありませんでした。

かわいいと言えばかわいいと言えるような気もするし……、
別にそうでもないと思えばそうでもないような気にもなるし……。

という血が青いタイプだったわけです。

 

で、そういった場合、
お母さんと赤ちゃんにどのような対処が望ましいのか?

まず想像すべきなのは、
先方(赤ちゃんを連れてくるお母さん)の気持ち。

 

職場に迷惑をかけている気持ちもありつつ産休に入り、
自分自身苦しい妊婦さん生活の末に、
さらに苦しいお産をして、
1ヶ月の間自宅か実家で赤ちゃんと二人きりの軟禁状態。
ようやくそんな時期を脱し、
赤ちゃんと二人で近所に慣らし外出をしつつ、
いよいよ職場まで連れて行ってみようという
母子のストーリーがその裏側にあるわけです。

 

赤ちゃんはますますかわいくなり、
できることも増え、
新生児から乳児に
顔もしっかりしてきたこの時期。
(もちろん育児の大変さも
実感されている時期でもあると思います)

お母さんにとっては、
とても晴れやかな気持ちのはず。
(もしくは外に出られて
職場の人に会えるという
気晴らし的な意味もあるかも)

 

で、
そんなストーリーを持つお母さんに対して、
私のようなデリカシーのないおっさんが
かけるべき言葉とは何なのか?

 

いくつかの言葉で検証してみたいと思います。

 

例1「お母さんに似ているね!」
→初めて会った赤ちゃんが
本当にお母さんと似ているかなんて
わかりますかね?
旦那さんに会ったことがないのに、
どっちに似ているなんて
ホントにわかるかな?
なので「○○に似ている」は
適切ではありません。

 

例2「かわいいね!」
→確かにそう思ったならいいのですが、
本当に心の底から
かわいいと思いますかね?よそ様のうちの赤ちゃんを。
取り繕い感が満載なので、
この言葉もあまり適切ではありません。

 

例3「……(無関心)」
→赤ちゃんに目じりを下げる男は
こっぱずかしいと思っている人に
ありがちな対応。
職場で一生懸命つくり上げてきた厳格なキャラ設定を
台無しにしたくない気持ち。
……わかります。
でもお母さんは先ほどのストーリーを背景に
職場へ凱旋してきているわけです。
なので、無関心はちょっとあんまりです。
なので、この対応もNG。

 

ということで、
どの例もイマイチでしたが、
たいていのお母さんが喜ぶ言葉があるので、
それをご紹介したいと思います。

それは、

「大きい赤ちゃんだね!」

です。

赤ちゃんの月例がうろ覚えであっても、
赤ちゃんにそんなに関心のない男性が言ったとしても、
この言葉は鉄板です。

赤ちゃんの成長はお母さんにとっては、
最重要関心事。

なので、
赤ちゃんの順調な成長を一緒に言祝ぐ、
という行為がこの言葉に表れているので、
お母さんは必ずやうれしそうな顔をしてくれることでしょう。

 

一緒に仕事をしてきた女性が、
わざわざ職場まで赤ちゃんの報告しに来てくれた時。

例え男性側が赤ちゃんに興味がなくても、
お母さんを少しでも労ってあげる言葉として、
結構いい線に行っているはずです。

 

……というテクニック論的なものを紹介する時点で、
やっぱり血が青かった名残があるのかな……?

 

ということで、
もしもわが家の赤ん坊にお会いになった際には、
ぜひ妻に「赤ちゃん、大きいね!」なんて
言っていただければ、
夫婦ともども喜びますので、
一つよろしくお願いいたします!

Pocket