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息子(小2)が野球に興味を持ちました。

野球少年の人口が減少している昨今、
時代に逆行するかのように
息子はこの夏休みは野球漬けの状態でした

きっかけは夏の初めに息子と二人で、
公園でドッジボールの練習をしていた時のこと。

私たちの横で中学生とそのお父さんが、
キャッチボールをはじめました。

息子は自分の手を止めて、二人を凝視。

帰り道、
なぜグローブでキャッチした時にスパーン!
と良い音がするのか、
お兄さんのボールはなぜ速いのか、
グローブをしなかったらどうなるのか、
などを矢継早に質問してきました。

で、その後、自分の誕生日プレゼントに
グローブをリクエストし、
毎週土日に私と公園で
キャッチボールの練習を
することになったというわけです。

 

ちなみに私の野球経験は小学校4~6年までの部活。

スポコン全盛期の当時は、
夏の炎天下の中、5,6時間の練習中に
水飲み禁止という謎のルールがあり、
毎日フラフラになりながらやっていました。
(今思えば、熱中症で搬送される奴が
いなかったことは奇跡です)

しかも、ピッチャーをやって打たれればゲンコツ。

見送りの三振をしてしまったら尻バット。
(バットで尻を叩かれる)

ゴロをさばく時、うっかり片膝をつかなかったらゲンコツ。

試合中、声を出さなかったら罵倒。

などなど、はっきり言って当時のコーチや監督は
私を野球嫌いにさせたかったのか
というほど、スパルタでした。
(で、案の定大嫌いになり、
小5くらいからはテニスの方に
熱中するようになります)

 

今も昔もグローブとバットは
私にとっては、嫌いなスポーツの象徴みたいなものでした。

なので、正直なところ、
息子が夢中になり始めた時にも微妙な気分でした。

 

といった私のわだかまりを余所に、
息子は毎週私をキャッチボールに駆り出し、
目を輝かせて、野球のルールや投球フォームを
熱心に聞いてくるのでした。

 

ということで、
以前のブログにも書きましたが
(「子供が本当に喜ぶ『スポーツの練習方法』」)、
やっぱり子供にとっての
スポーツの魅力を増やすのも減らすのも
大人次第なんだなあ、なんて思った次第です。

子供がある日自分だけで勝手にスポーツを始める、
ということはまずないと思います。

あるスポーツの存在を教えるのは大人。

そのスポーツの魅力を教えるのも大人。

やり方を教えて、相手をしてあげるのも大人。

ルールや礼儀を教えるのも大人。

スポーツのきっかけは
すべて大人にかかっているのではないかと思います。

 

そんな時に、そのスポーツの魅力や楽しさよりも、
スパルタ的な厳しさを前面に押し出してしまえば、
そりゃあ、子供の興味も失せるというもの。

よくよく大人は子供にスポーツを教える時に、
勝手にヒートアップして
独善的にならないようにすべきなんだと思いました。

 

まだ全然そんな技術も筋力もありませんが、
息子にたまにピッチングのコーチを
してあげるとメチャクチャ喜びます。

現在のところ、所詮はなんちゃっての
ピッチングごっこではありますが、
息子は熱心にボールを投げています。

要するに子供にとってのスポーツの魅力というものは、
そういうところにあるのではないかと思うわけです。

スパルタで高度な技術を与えようとしたり、
末はプロ選手なんて親が勝手に思ったり、
そんなもんは大人の勝手なわけで、
むしろそのスポーツに失礼だ!とも思うわけです。

どんなスポーツでも魅力はあるはずであり、
それを子供たちに伝えることができるのは
大人以外にいないわけで、
まさに活かすも殺すも大人次第だと
肝に銘じる必要があると思うわけであります。

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