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私の妻は働いています。

現在は産休中です。

これからお産、育休を経て、
今後また職場に復帰することになります。

私は働いている妻が好きです。

私とは能力の傾向が違うので、
妻の仕事の仕方から学ぶことがあったり、
私の仕事にアドバイスを
してくれたりすることも結構あります。

で、私自身、
働く女性のセミナーの組み立てを
お手伝いしたり、
生き方やスキルを
どのようにセミナーの中で表現するのか
アドバイスをさせていただいたりもしています。

 

ということを前提にすると、
私は女性の社会進出を礼賛していると
思われると思いますし、
実際、私はそういったことを応援しています。

世の中は男女共同参画で女性活躍推進法で、
軒並み働く女性を応援しているムード。

働く女性やお母さんに、
適切な機会の獲得や、働きやすさの追求、
→で、おっさんたちが
つくっているコチコチの現状をぶっ壊す!
ということは、非っ常~にアリなことだと思っています。
(実際、偏見のかたまりでムカつくおっさんも多いし)

 

が。

何でもかんでも
外に出て活躍しなければいけないという風潮。

女性は家庭だけに
縛られてはいけないという思い込み。

自分を表現して、
変わって、チャンスをつかもう!
という押し売り。

これって、専業主婦の人に
変なプレッシャーをかけてません?
生きづらくさせてないのかな?

 

家庭と家族の中でいろいろする。
という立派で確かな「選択」を
している女性に負い目や引け目を感じさせて、
どーするんだと。

 

自分をchangeして、外に出て、
chanceをgetしたいならすればいいわけで……。

もちろん、そのこと自体は
素晴らしいことであると思います。

で、そういったことの課題や
阻害要因を社会全体で考えて
善処していくという動きも素晴らしいと思います。

 

だ・け・ど。

専業主婦の人に
変なプレッシャーをかけんなよ、
とやっぱり思うわけです。

もしも「私たちは多様性を尊重し……云々」と
声高に叫ぶんなら、
働く女性も専業主婦の人も
全部多様性ってことでしょ、
と言いたいわけです。

ダイバーシティを
ウンタラカンタラ言ったところで、
その辺を享受できなかったら、
とてもダサいわけですね。

 

ということを言いつつ、
実はその昔私はそんな考え方をしていませんでした。

「女性も社会に出て活躍すればいい。むしろそうすべき!」
という考え方の持ち主だったわけです。

そんな風にできないのは、
夫や家柄がその人を縛りつけている結果なのではないのかと。

だから、そんな旧態依然とした悪弊は滅ぶべし!
って本気で思っていました。

 

で、そんなある日、わが家にある女性が遊びに来ました。

その方は子育てや介護、
旦那さんの転勤などで長らく家庭にいらっしゃった方でした。

だから↑のような考えを持っていた私は、
なんだったら被害者の方にあった時のような
話の仕方をしてしまったわけです。

 

……ですが。

そんなことは全然ありませんでした。

その方は自らのしっかりとした選択で
専業主婦をされていることに、
誇りを持たれていたわけです。

……。

それを悟った瞬間、あちゃーって思いました。

失礼な話し方をしたなあって。

自分の浅い考え方だけじゃ、ダメだなって。

 

なので、
それからはこのことについて、
見かたや考え方が変わったというわけです。

 

だって。

やっぱり赤ちゃんはかわいいし、
保育園児もかわいいし、
小学生は小学生で生意気だけどかわいいし、
中学生以上はかわいらしさは減るだろうけど、
やっぱり気になるだろうし、
子育てはそんな魅力に富んでいると思います。

ずっと子供のことをそばで
見守ってあげたいと思う気持ちは本物だと思います。

で、旦那さんのことを本気で
サポートしたいと思う人もいると思います。

そして、そもそも介護や障害や病気で
家庭や家族の中で生きていくことを
選択した人だっているはずです。

 

だから、
家族や家庭の魅力を本当に理解して
(もしくは必然かもしれませんが)、
そこでの生き方を選択した人が
負い目や引け目を感じさせるようなプレッシャーを
与える世の中の在り方はどうよ?って思うわけです。

 

なので、
外で働いてキラキラして、
魅力を存分に発揮して、
シャレオツなホテルでランチして、
ビジコン受賞を「皆さんに感謝」と言いつつ
自慢げにSNSに写真を投稿している
「格好いい」女性は女性で、
「まあ頑張ってね」と思いますが、
それを他人に押し売りするようなことは
ダセ―からやめろよ!と思ったりするわけであります。

 

要するに、人にはそれぞれ誇りとするものがあり、

その多様性を受け入れましょう、ということであり、

つまりは大きなお世話っつーことなわけです。

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