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息子(小2)が
夏休みの宿題を相談しに来ました。

自由研究か、読書感想文か、
いったい何なのかと思っていたところ、
それは
「わが家のSNSルールをつくろう」
というもの。

ご家庭でSNSの利用ルールをいくつか決めて、
夏休みの間、守っていきましょう、
というものでした。

……。

……。

アホくさ……。

で、その冊子の例を見ますと、
要するに
「SNSは利用しないに越したことはない」
という意図が、よっく分かります。

寝る前にいじるな、
週1回いじるな、
個人情報をあげるな、
位置情報をあげるな、
誹謗中傷するな。

こんな感じです。

 

つまり、
このSNSルールを基にすると、
日本の大半の大人が痛い奴認定になるわけです。

「今日は○○ホテルで自分にご褒美ランチ」
→位置情報を特定できるので痛い

「お誕生日のメッセージありがとうございます」
→個人情報を特定できるので痛い

「子どもたちと○○遊園地!」
→子供の顔を特定できるので痛い

「ポケモンGO、コンプリートしました!」
→中毒。

で、ブログで自分のことを
ツラツラと書いている私なんて
究極の痛い奴になるわけです。
(大きなお世話だ)

 

よく考えると、
これはすごいことで、
全世界で億単位の人間が使っていて、
国内でも数千万人が利用しているSNSを
何とか児童に利用させないようにしよう
という試みなわけです。

まさに蟷螂の斧。

そんな草の根レベルの運動ごときが、
世界のうねりに逆らうようなことをしても、
時間の無駄です。

 

で、
こんな無駄な労力をかける背景として、
児童を巻き込んだトラブルで
SNSがその一要素になっているから禁止したい
という意図が、容易に想像できます。

が、残念ながらそれは所詮一要素でしかなく、
主要素ではないわけです。

SNSを遠ざけるか、禁止すれば、
そのトラブルがなくなるかと言えば、
そんなことはないことぐらい
普通の論理的思考をすればわかろうというものです。

そんな思考をしていれば、
すべてのテクノロジーは
児童から遠ざけるべきであり、
取りあえず竪穴式住居で
狩猟採集生活でもしますかって話です。
(物々交換も農耕もトラブルの元だから禁止~とか)

 

なので、毎度のことですが、
子供とSNS絡みのことで、
以下を声を大にして言いたいわけです。

遠ざける前に、メリット・デメリットを教えろよ、と。

どんなテクノロジーやサービスだって
一長一短があるわけで、
重要なのはそこだろ、と。

 

禁忌やタブーの先入観を児童に植え込んで、
事なかれを貫きたい旧態依然としたあり方に、
もうゲンナリです。

なんかこういった論理的じゃない方法で
子供たちを導くやり方から
いい加減卒業してほしい……。

 

ということで、
息子の「わが家のSNSルール」には
こう入れさせました。

「SNSの使い方はお父さんから教えてもらう」

 

ホントは
「進取の精神で新たな技術や知識を
臆することなく取り入れ、
その功罪を深く理解し、
世の中一般に有益たらしむよう工夫と活用に努める」
とでもしてやりたかったのですが、
私の宿題ではなく、息子の宿題なので
あまり挑戦的にはしなかったわけです……。

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