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5歳の娘は、妻(現在妊婦さん)の
マタニティヨガに毎回ついて行って、
一緒にヨガをするのが大好きです。

そのマタニティヨガでは
フラダンスもちょっと取り入れていて、
家に帰ってきてそのフラを披露してくれます。

案外、筋がいいみたい……(バカ親)。

さらに、家族で
ハワイに行ったことないのが、娘だけ。

事あるごとに
「今度はハワイに行きたいの!」と
私や妻に訴えかけます。

 

で、お盆休暇が始まった先日、
娘と保育園に行くと、
一人のクラスメートの女の子が
「今度、みんなでハワイアンズに行くんだあ~」と
私たち親子に言ってきました。

瞬間、娘の眼は変わり
「○○ちゃん、ハワイに行くの?!
お父さん、リルルもハワイに連れて行って!」と
しつこく懇願してきました。

どれだけハワイと(スパリゾート)ハワイアンズが
違うことを説明しても、
もはや聞く耳は持ってくれません……。

 

……。

さて。

これだけお膳立てが揃えば、
今回見せるべき映画は
「フラガール」しか、
私には思いつきません。

ということで、
フラ好き、
筋もいい(親バカ)、
ハワイ信奉者(行ったことないけど)、
ハワイとハワイアンズの違いを理解していない、
着飾った大人の女の人が大好き(中学生の男子並み)、
という娘に
映画「フラガール」を見せることにいたしました。

映画「フラガール(2006)日本」

監督:李相日
主演:松雪泰子

 

常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)と
常磐炭鉱を舞台にした
10年前に大ヒットした映画です。
(「10年前」ということに驚きましたが……)

私は以前見たことがあったのですが、
ストーリーもわかりやすいものでしたので、
まあ5歳児でも大丈夫かなあと見せたわけです。

 

で、始まって数分。

娘「これ、日本の映画?」
息子(7歳)「今、なんて言ったの?これ日本語?」

……。

……。

つまり、福島の訛りに
ついて行けない5歳児と7歳児。

映画では俳優さんたちが
一生懸命ご当地の方言で
セリフを話されるわけですが、
当の私も聞き取りづらいくらい。
(ちょっと福島の方に
申し訳ない気持ちもないことはないのですが、
こればかりはしょうがないです……)

仕方なく子供たちに
同時通訳並みに
セリフを解説する羽目になりました。
(精度は7割程度)

 

まさか最初に
この「方言」でつまずくとは
思いませんでしたが、
ストーリーが進み、
主演の松雪さんが
人のいないスタジオ(のような体育館?)で
一人フラを踊るシーンで、
一気に娘の眼が変わりました。

両目には「羨」「望」という字が
浮かんできそうな勢いで、
画面を凝視しています。

 

ということで、
ラストの常磐ハワイアンセンターオープンの
ダンス披露のシーンまで、
娘は食い入るように
見続けることになるのでした。
(ところどころ「今なんて言ったの?」を挟みつつ)

 

息子の方に感想を聞くと、
「電車でお別れの時に
みんなが外で踊っていたのに感動した」とのこと。

松雪さんがある責任を負って、
一人現場を後にしようとする時、
教え子たちが電車の外で
フラでメッセージを送るシーンに感動したようでした。

 

大人の私としても、とても楽しめる佳作でした。

フラのシーンがやっぱりいいです。

見ていて、楽しい気分になります。

果たして炭鉱やその街で生きる人々の真実を
描いているかと言えば、
たぶんに脚色されていると思います。

キャラクターもエピソードも
舞台もかなりデフォルメされてはいますが、
一つの娯楽作品として、
とても後味のいい映画でした。

 

さて、結局娘は
ハワイとハワイアンズの違いを
理解してくれたのでしょうか。

……。

ちょっと怪しい部分もありますが、
この映画のお蔭で
さらにフラとハワイに
情熱を燃やすことになりそうではあります。

「フラガール」評価

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