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盆暮れだけ親のことを考えて、
何だか不義理な気持ちや
親不孝な気持ちになったりすることが
あるかもしれませんが、ノープロブレムです。

毎日の生活がある以上、
年に2度も考えることができれば、
かなりのスコアをクリアしていると思います。

 

と言いますのも。

夏になると戦争の話題や
愛は地球を救う的な話題が増えてきます。

その度に言われるのが、
一過性で取り上げるのは不遜だとか、
年に1度きり取り上げるなんて偽善だ、
という声。

まあ、そう言いたい気持ちも分かるほど、
毎年同じことを繰り返していますし、
それでメディアが悦に入っているのを見ていると、
確かに反発したい気持ちにもなるかもしれません。

が、それに反発して、
偽悪ぶって利己的な自分を押し出しても、
世の中は何も変わらないですし、
戦争の記憶は風化しますし、
愛は地球を救いません。

だから、年に1度でも
そういった機会を持つということ自体に
何にも悪いことはないわけです。

 

で、親のことなんですが、
帰省を盆暮れで行うことを考えると、
年に2度もどっぷりと考える機会があるわけで、
それはとても素晴らしいことなのではないかと思うわけです。

だって、
毎日の育児も家事もその他いろいろな
「今、目の前の生活」
があるわけで、
それを蔑ろにすることこそ、まずいわけです。

非常にあけすけな言い方に
なってしまうかもしれませんが、
同居していない親御さんは残念ながら
「今、目の前の生活」ではない。

だから、優先順位をつければ、
日々の生活が一番になること自体明確で、
親のことを二番に持ってきても、
悪いことなんてこれっぽっちもないわけです。

 

重要なのはその「年に2回」の貴重な機会に
親と何をするのか、何を考えるのか、
ということなわけで、
その「質」に注目するべきなのではないかと思います。

 

仏壇にチーンってやって、
線香をともして、
地元の高校が甲子園で
頑張っている、なんてことを話しながら
親とビールを飲む。

↑このこと自体、夏っぽくて素敵ですし、
親孝行の一環にもなっているかもしれませんが、
それだけでは非常にもったいない。

大枚の高速道路料金を払い、
渋滞に揉まれ、
親戚一同のお土産を購入して、
お金も労力も費やした割りには……、
もったいない。

 

じゃあ、何をすればいいのか?考えればいいのか?

 

今、親御さんと一緒に楽しくビールを飲める機会が、
これからもずっと続くのか、
ということにちょっと思いを至らせればいいと思います。

 

つまり、残念ながら、
その楽しい時間と機会が未来永劫続くことは
絶対にないわけです。

 

で、もしもそうなった時にどうなるのかというと、
先ほど優先順位の一位に掲げた
「今、目の前の生活」に
「親のこと」が入ってくる可能性があるということです。

生々しい言葉ですが、
介護かもしれませんし、
葬儀かもしれませんし、
その後の実家の整理かもしれない。

 

なので、
その時の対策のための時間にした方が
いいのではないかと思います。

そういった事を禁忌として目をつぶってしまえば、
これから未来にどうなるのか……。

少し想像すればお分かりになるのではないでしょうか。

 

でも、いきなり葬儀の相談とか、
終活なんて言われても、
100%拒否反応を喰らうことは必至です。

それは当たり前の話で、
もしもご自分が自分のお子さんから
盆暮れの帰省の折の度に
そんなことを言われたら、
拒否したくもなろうというものです。

自分にされて嫌なことは、人にしない。

小学校1年生の道徳なみに当たり前のことです。

 

なので、ものには「やり方」や「話し方」、
そして手順があります。

私が私と両親の経験を通して、
実際に行ったレポートを
以下の記事でご紹介しています。

・「お盆に行う「親の家の片づけ」まとめ

ご参考にしていただければ幸いです。

 

ということで、
「今、目の前の生活」がある以上、
親のことを盆暮れだけに考えるというのは、
致し方のないことです。

ただ、そのまま「なあなあ」にしていて、
いいものでもないわけです。

必ず「親のこと」は、いつか「今、目の前の生活」に
何らかの形で関わってきます。

だから、年に2回の盆暮れのこの貴重な機会を
ぜひ有効に使われてはいかがでしょうか。

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