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子育てをしていると、年長者の親や親せき、
はたまた他人から「こうすればいい」という
子育てアドバイスを賜ることがあります。

私、単独で赤ちゃんと一緒の時、
山ほどそういったアドバイスを受けてきました。

もちろん、そういったアドバイスを
発する側に他意がないことはわかります。

私のようなお父さんが
赤ちゃんのお世話をやっていると、
特に年長の女性は
危なっかしく思うのかもしれません。
(ま、余計なお世話なわけですが……)

 

ただ、そのアドバイスというものが、
時代も地域も子育て習慣も家族構成も違う以上、
バッチリと当てはまることは少ないはずです。

というか、仮にそういった属性が全部同じでも、
子育てをしている親と子供は別人なわけで、
誰にでも通用する夢のような子育てメソッドなんて、
あり得ないってことです。

 

なので、子育てしている人間が別ものである限り、
その人がやってきた子育ての在り方が
どこに行っても通用する、
有効である、有意義である
というのはかなりの誤解じゃないのかなあ、
なんて思うわけです。

 

私と義父は実の親子に間違われるくらいに
相当仲がいいのですが、長男が産まれたての時、
「抱っこ」について対立したことがあります。

「たかあき、抱っこばかりして感心せんぞ」と言う義父。

「はぁ~??その考えが時代遅れなんだよっ」とイラつく私。

そんな感じのちょっとした摩擦が、
たぶん日本全国に溢れているのではないかと思うわけです。

 

妊娠、出産、育児の常識は、
当事者夫婦としても
日進月歩であると痛感することが山ほどあります。

長男妊娠中の8年前に
webで検索しても何も結果が出てこなかったことも、
8年経った第三子目の今でしたら、
当たり前と言わんばかりに
山のように出てくることもあります(妻の証言より)。

 

で、特に私が目を見張るのは、
妊娠を体験した女性たちの
体験記(ブログ、web漫画など)の多種多様っぷりです。

妊娠三回目の妻を見ていても、
その妊娠、つわりの形が
毎度毎度異なっていることに驚かされるわけです。

つまりそれは妊娠というものが、
女性の数と妊娠の数を掛けた分だけの種類がある
ということなのだと思います
(10人の女性×10回の妊娠=100種類の妊娠体験って感じ)。

育児も同様の計算式が適用されるはずですから、
子供の数だけ子育てのパターンもあるはずです。

現在の妊婦さんやプレパパ、子育て中のご夫婦、
ご家族はそういった山ほどある情報の中から、
自分たちに当てはまる、役に立つ情報を
チョイスし組み合わせながら、
自分たちならではの妊娠、出産、育児を
つくりあげているのではないでしょうか。

これを例えるなら、
年長者のアドバイスが、決まりきったフルコースで
画一的なものであることに対し、
現在のwebなどで取得することができる情報は、
それぞれの好みに合わせた
アラカルトといったところでしょうか。

 

さて。

で、こんな感じの論調で来つつも、
綺麗にまとめようと思えば
「とは言え、年長者(や部外者)の言葉にも
一日の長がある。もしくは一長一短がある」
ということを言いたいところではありますが……。

私の経験上、ほぼマルッと
デメリットしかないわけであります。

なんせ、その方々の情報は古い。

とにかく古い。

そりゃあ、当たり前の話で、
たった8年前の子育て情報ですら
不足があるような現代の状況で、
そういった子育ての日進月歩を
逐一トレースできる人なんて、まずいません。

しかも、そういった方々が
妊娠、出産、育児を経験していたのなんて、
悪ければふた昔以上も前のことで……、
もはやその情報の古さは
推して知るべしといったところです。

 

ということで、
時期としては今まさに「帰省」を
目前に控えている方も
多くいらっしゃると思います。

ということは、
そういった自分たち以外の部外者の
子育てアドバイスに曝される危険が
否応にも増す季節です。

なので、そういったアドバイスは
古いので、スルーでOK。

という前提で臨まれることを
ぜひお勧めする次第です。

 

 

……。

……でも、ストレスなんですよね。

そういったアドバイスに曝されることって。

私のように実父母、義父母はじめ
その他の人たちに牙をむけることが
できる人ばかりではないと思います。
(この短絡的な性格のお蔭で
方々で摩擦をつくり出すわけですが)

 

なので、ここはひとつ
夫婦の力で乗り切ってはいかがでしょうか、
とご提案します。

つまり、両家の親御さんからのアドバイスが
鬱陶しい場合は、
実子がクッションになり奥さんなり旦那さんを守る。

もしも、親戚からのアドバイスが
鬱陶しい場合は、
(波風を立てぬよう聞くふりをしつつ)
夫婦でスルーする。

まったくの他人からのアドバイスが
鬱陶しい場合は、
夫婦二人で鼻くそでもほじってスルーする。

という対抗手段でいかがでしょうか。

 

こんなやり方は相手に他意がない以上、
なんだか申し訳なく不遜な気持ちに
なってしまうかもしれませんが、
ノープロブレムです。

だって、その情報古いんだも~ん。
(科学的じゃないし、
迷信臭いし、再現性も怪しいし)

ってことですね。

 

ということで、
こと子育てアドバイスについては
「亀の甲より年の功」は
残念ながら適用されないっつーことで
いいのではないでしょうか。

なので、帰省の折にそんなストレスを
溜められないことを切にお祈りいたします。

 

~~~~~

なんてことを書いていて最後に閃きました!

年長者の方向けに
以下のような特集を組んだ
テレビ番組はいかがでしょうか。

「お盆帰省目前特集!
娘に嫌われない子育てアドバイス
~あなたの子育ての常識は実は古い!?~」

『あさイチ』なんかで
イノッチと有働アナウンサーが
やってくれないかなあ~。

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