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初めてのセミナーつくり:テーマその13「感動系ビデオ」

このブログでは初めてセミナーをつくる方に向けたノウハウをご紹介しています。
筆者はこれまで幅広い層に向けた様々な講座・セミナーを企画・運営してきました。
また自身もビジネスパーソン向け、一般向け、シニア向けなどのセミナー講師を務めています。
そういった生の体験からのセミナーつくりヒント集です。

受講者の方にとって、
セミナーを一気に興ざめさせてしまうものがいくつかあります。

その一つが
セミナー中に流される「感動系のビデオ」です。

もちろんセミナーの種類や使い方によっては、
それなりに有効かもしれませんが、
多くの場合には非常にシラケた雰囲気になってしまいます。

 

「感動系ビデオ」は、
利用する側の講師自身が感動したからこそ、
わざわざセミナーで利用しているのでしょうが、
それを自然な流れで違和感なく受講者の方に
視聴いただくことはとても難しいものです。

TV番組やYouTube(動画投稿サイト)などで
たまたま自分のセミナー内容と若干の親和性が
ありそうだからという程度の理由で利用すると、
継ぎはぎでちぐはぐな感じが必ず出てきてしまいます。

 

実際に私は受講者の立場で
いくつかの「感動系ビデオ」を観せられたことがあります。

その内容はとても悲しい結末や、
困難を乗り越えて克服したもの、
思いやりの心を学ぶものなど様々でしたが、
どれもセミナーの内容と
しっかりとリンクするものはありませんでした。

私は新しい知識を得るために、
自分のお金と時間を費やしてセミナーに参加しているので、
TV番組やYouTubeからの
焼き直しの動画などにまったく関心はありません。

受講後、一緒に参加した他の方にお話を伺っても、
やはり「感動系ビデオ」には
疑問を持たれていることが多かったです。

 

講師自身が感動したかしないかは、
受講者の方にまったく関係はありません。

本人がその感動で盛り上がったとしても、
その盛り上がりを受講者の方に押し付けるのは
いかがなものでしょうか。

 

そのため、「感動系ビデオ」をセミナーに取り込もうとする前に、
以下を今一度考えてみるようにしてください。

  1. そのセミナーで果たして「感動系ビデオ」は必須の情報なのか。
    →その「感動系ビデオ」がなければ、そのセミナー内容は不完全なのか。
  2. 受講者の方は何を求めてそのセミナーに受講料と交通費と時間をかけているのか。
    →「感動」を求めているのか、新しい「知識」を求めているのか。
  3. 講師が尺を埋めるためだけに利用していないか。

 

なお、今回はセミナーのつくり方の面から
映像利用について言及しました。

ただ、映像といった著作物に関しては
著作権などの権利問題がありますので、
自身の著作物でない場合、
安易にセミナーに利用するのは
当然のことながら避けるべきです。

tipsその13:感動系ビデオは受講者に失礼。
セミナーで本当に「感動」が必要ならば、
講師自らのパフォーマンスで行えばいい!

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