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子育てを奥さん任せにしてはいけないと、頭ではわかっているのに、仕事の都合でままならない。

朝一から会議だから子供たちと一緒に朝食を取れない。

残業だから子供たちと一緒に夕食を取れない。

子供たちともっと遊びたいけど、休日出勤がある。

家族のためにクライアントや上司、時には部下にも頭を下げて仕事を頑張っている。

 

多くの日本のお父さんにとってこんな現実があると思います。

「家族のための仕事」と「家族のこと」。

それらは天秤に掛けられるような単純なものではないと思います。

 

にもかかわらず、世の中はイクメンブームで追い打ちをかけてくる。

あまつさえ、カジメンなんて頭の悪い言葉まで出てくる始末。

 

「じゃあ、どうすればいいんだよ」という気持ちになっても仕方がないと思います。

私は、お母さんだけに子育てや家事の負担をかけるべきではないという考えではありますが、それと同時にお父さんの就業スタイルが変わらなければそれは絶対に難しいことだと思っています。

お父さんの就業スタイルはお父さんの力だけでは変えることはできません。

法的にも就業規則的にも、そして子育てはとうに終わっている頭にカビの生えたおっさんたちの考え方も変えていかなくてはいけないからです。

でも、それは今すぐにはなかなか難しいことです。

そんな風に社会や会社(やおっさんたち)を変えていくのに時間を費やしていると、子育ての期間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。

 

ということで、そんな忸怩たる厳しい状況にもかかわらず、なお子育てにもっと関わりたいと願うお父さんに、ささやかですが無理のない形での子育て参加方法をご紹介したいと思います。

 

それは

お便りと連絡帳を読む

です。

 

お便りと連絡帳は、現在の子供の状況や状態をつかむ格好の素材です。

もしかすると普段子供たちと奥さんの間でやり取りされているので、まったく眼にしたこともないお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

なので、奥さんにお願いして、お便りは専用のファイルに綴じておいてもらい、連絡帳は専用の置き場所を決めておいてもらいます。

 

夜、残業で家族が寝静まった後に帰ってきても、そのファイルや連絡帳を覗けば、子供たちの「今日」や「これからの行事」をトレースすることができるはずです。

一人で夕食や晩酌をしながら、パラパラとめくってあげてください(ちょっと寂しい光景ではありますが……)。

 

そこで得られた情報をどう使うかは、家族のスタイル次第だと思います。

日々、お父さんとニアミスを繰り返してなかなか会えないお子さんは、お父さんが自分のこれからの行事のことを知っているだけで、うれしい気持ちになるかもしれません。

PTAの役員で大変なお母さんは、仕事で忙しいはずの旦那さんがPTAの行事にねぎらいの言葉をかけてくれるだけで、気分が落ち着くかもしれません。

 

「お子さんや奥さんとお父さんが交換日記をする」でも、同様の効果はあるかもしれませんが、やっぱり仕事でクタクタになって帰ってきた時にはハードルが高くなってしまうと思います。

加えて、双方で継続しなくては意味がなくなり、もしも更新が途切れがちになると、無用なガッカリを引き起こすことにもなりかねません。

そのため、この「お便りと連絡帳を読む」は負担を極力少なくし、継続も容易にする方法です。

 

ちなみに、わが家のお便りのファイリング方法は、「保育園」、「学童保育」、「小学校」、「PTA」、「習い事」ごとにフォルダを分け、新しい日付のものを一番左側に挟んでおくやり方を取っています。

そして、そこで得られた情報は夫婦で共有しているGoogleカレンダーなどに登録しておき、日々のスケジュールを確認しつつ、子供たちにどのようなイベントがあるのか確認しています。

【ご参考:以下の記事でGoogleカレンダーでの情報共有方法をご紹介しています】

【子育て】夫婦で利用するGoogleカレンダー for 情報共有
【子育て】夫婦で利用するGoogleカレンダーの具体例

 

ということで、この「お便りと連絡帳を読む」は本当にささやかではありますが、子育てに参加するもっとも楽な方法だと思います。

やると決めれば今日から簡単に開始可能です。

 

ですので、いきなりイクメンやカジメンなんて変なプレッシャーでハードルをあげずに、ごく些細な方法から育児に参加されることをおススメいたします。

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