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たいてい子供がいる家は
遊び道具やおもちゃで溢れていますが、
子供たちが本当に喜ぶ遊びって
いったい何なんでしょうか。

 

ここ最近、年明けから妻がダウンしているため、
子供たちを外に連れ出すことが少なくなっていました。

週末は家の中で家族で楽しめるゲームや映画を用意して、
インドア家族状態。

で、気がつくと季節は春。

なので、久しぶりに子供たちと
どこかに行ってみようということになり、
長男にリクエストを聞くと、
博物館や科学館がいいとのこと。

以前、「国立科学博物館」や
「東京都水の科学館」に行ったことがあり
(詳細は「ママチャリはクール!」)、
そんな感じの場所に行ってみたいと言ってきました。

とういうことで、
今回選んだのは以前から気になっていた
「がすてなーに ガスの科学館」
http://www.gas-kagakukan.com/index.html)。

がずてなーに ガスの科学館

がずてなーに ガスの科学館webサイトより

2時くらいに行き、
3時間たっぷりと遊んできました。

展示もイベントも工夫のある面白いもので、
さらに他の科学館と比べると「コミュニケーター」
と呼ばれるスタッフの方が非常に充実していて、
展示の前で足を止めているとすぐに説明してくれたり、
一緒にカードゲームをしてくれたりします。

詳細については別記事で紹介したいと思いますが、
様々な展示を体験した後、
最終的に私たちが向かったのが「屋上ひろば」。

スロープ状の丸屋根の全面が
芝生になっている建物を象徴する屋上です。

 

がすてなーに屋上からの眺望本当に何にもない芝生だけの広場なのですが、
東京湾の運河と対岸の港区のビル群が望め、
子供たちも眺望の良さに大喜び。

で、始めたのが鬼ごっこ。

まるで子犬のように
ひたすら大喜びで二人で走り回っていました。

そして、唐突に私も鬼にされ強制的に参戦。

3人で30分間ひたすら芝生を走り回っていました。

 

その後、吐き気がして膝がガクガクしだしたので(かなりダサい……)、
一人ベンチで休むことにしたのですが、
その時ひたすら走り回る子供たちを見ていて感じたのが
冒頭の疑問です。

科学館なので趣向を凝らした子供たちの
興味をそそる展示がたくさんあって、
それなりに、というか、かなり本気で楽しく遊んでいた子供たちですが、
な~んにもないただの芝生の広場の笑顔が実は一番だったという現実。

 

安心して遊ぶことができれば、
何にもなくても、もしくは何だって、
子供たちの遊び場になり、遊び道具になる。
大人が知恵を絞った遊び道具たちは、
結局そういったものの足元にも及ばないのかもしれない、
なんて思ったわけです。

ということは、
まず大人、親としてやるべきことは、
子供たちに遊び道具を豊富に買い与えたり、
知育グッズを選んだりということではなく、
安心して遊べる場をつくってあげる
ということに尽きるような気がします。

 

子供たちにとって
安心な環境をつくってあげること。
そうすれば、
子供たちは勝手に脳みそと体を
フルスロットルにして遊んじゃう。

それが大人たちが子供たちにしてあげられる
もっとも大事なことなんだと、
吐きそうになりつつ、帰り道の面倒臭さを考えつつ、
膝が笑いつつ、子供たちを見ながら思った春の日なのでした。

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