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モテない男性にとってバレンタインデーはツラい日であると一般的に位置づけられていますが、実はホワイトデーの方が精神的にキツイということをご存知でしょうか?

 

子供の頃、私にとってバレンタインデーは別にチョコがもらえないことが当たり前で大前提になっていたので、それほど嫌なものでもなかったです(当たり前のことは嫌になりようも怒りようもないですから)。

とは言え、一応その日は無駄にドキドキして、結局何もないまま帰宅し、母と妹にはいかにも何かもらったようなポーズをとりつつ部屋に行き、ただボーっと天井を眺めているということを毎年繰り返していました(結局、もらうチョコが毎年母と妹からだけだったという記憶は、砂を噛むような非常に後味の悪い屈辱的な思い出です)。

当時の私にとって「モテる」ということは、テレビドラマの中だけのお話のような気がして、まったく現実味のあるものではなかったような感じです(うん!実に可哀そうだ)。

で、結局そのうち、耐性もついて無駄に期待してもしょうがない、ということで案外ケロッと過ごしていたように思います。

 

……が!

ところが、ホワイトデーはそうもいかなくなります。

仲間内に確実に裏切り者が出てくるという微妙な空気感。猜疑心と疑心暗鬼に縛られる一日。

つまり前月のバレンタインデーに人知れず誰かからチョコをもらった仲間は、ホワイトデーにこっそりとお返しを用意していて、いつも放課後は一緒なのに、「あ、今日はちょっと……」という感じで急に他人行儀になってこそこそとどこかに行ってしまう。

クラスの女の子からモテないのは自分のせいだからしょうがないにしても、仲間がよそよそしくウキウキしているのは非常に精神的に来るものがありました……。

お前だけは信じていたのに……。
お前もあのトレンディドラマの俳優みたいにモテていたんだな……。
だったら、言ってくれよ……。
……なんかバレンタインデーよりも惨めじゃん。
あー、ホワイトデーなんて詰まんねーなー。

バレンタインデーで自嘲気味に空振りをして。

ホワイトデーで友人の裏切り行為に会い(というか、別に友達は裏切ってはないです。勝手に自分が思っているだけ……)。

というわけで、学年末の今の時期は思春期の複雑な気持ちを思い出したりするのです。

というか、ホワイトデー、考えた奴出てこい!
そのたくましい商魂のせいで、学年末に2度も悲しい思いをする学生がいることを知っているのか!orz

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