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今年のアカデミー賞が発表されましたね。

ということで我が家版のゴールデンラズベリー賞(ラジー賞とも言い、アカデミー賞とは逆にダメ映画に与えられる賞のこと)の発表です(ちょっと強引ですが)。

子供たち(7歳男の子、4歳女の子)と一緒に観て、親としてどこか失敗したなぁと思った映画のまとめです。

とは言え、「ゴールデンラズベリー賞」と言いつつ、それらの映画を私個人ではまったく否定するものではないのですが(むしろ好きだったりします)、ただ親としてはどうかな~、と疑問に思ったものを集めてみました。

ちなみに子供たちに見せる映画は、ジャンクなものから佳作までできるだけ幅広く見せようと、いつも私の独断と偏見で選んでいます。

インディ・ジョーンズ シリーズ

  • レイダース 失われたアーク《聖櫃》
  • 魔宮の伝説
  • 最後の聖戦

私が子供の頃も今も大好きな映画です。が、このラジー賞の筆頭に挙げます。

ちなみに小1坊主の長男はたいそうお気に入りです。でも4歳の娘には暴力的なシーンが怖かったようです。

ということよりも、私に抵抗があったのが、アジアやその他アメリカ以外の国の描き方。

これから世界史などで様々な背景を知ったうえで、エンターテイメントとして楽しむのだったら全く問題がないのですが、何も知らない子たちが観て諸々を真に受けてしまいそうで、ちょっと危ういなあ、と思ってしまいました。

時代背景がいまいち二人には伝わらなくて、今現在、世界のどこかの国での物語と思った節もあり、ちょっとまずいかなと(もちろん解説はしましたが)。

ということで、公開された1980年代から大きく世界は様変わりして、グローバル化も進み価値観や倫理観も変わってしまっているので、この映画は子供たちが「古典」として認識できるまでは一旦避けた方がいいかもしれません(息子は第4作の『クリスタル・スカルの王国』も観たいと言ったのですが、今は一旦お休みにしました)。

パシフィック・リム


巨大ロボットは私が子供の頃から大好きだったので、迷わず見せた作品です。

特に長男には絶対にウケると思ったのですが…。

そもそも全編通して、画面が暗い(雰囲気ではなく本当にライティングが暗い)のが痛かったです……。

明るい中での巨大ロボットの活躍、というよりも夜間や雨天の中でのリアルな戦闘シーンがいまいち子供たちにはその格好良さが伝わらなかったようです。

ということで、日本の東映の特撮は晴天の中、明るくドンチャンと七色の光線を繰り出して敵と戦うので、そういった映像に慣れていると魅力が薄かったのかもしれません。

スパイキッズ


私はロバート・ロドリゲス監督の作品を嫌いではないのですが、子供向けは微妙だなと思った作品です。

内容は子供向けそのものではあるのですが、悪役の造形のどぎつさがちょっと私の好みではありませんでした。そもそも人体が改造されて異形のものになるという設定を私は好きではないんです(但し「仮面ライダー」は除く)。

ただ子供たちはそれなりに楽しんだようです。

ということで、親の私の好みの問題でこの作品をエントリーです。

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語


この作品のエントリー理由もスパイキッズとちょっと似ています。

私はジム・キャリーの大ファンなのですが、この作品の悪役のメイクも演技もちょっとどぎつくて「拒否」です。

加えてストーリーがタイトル通り「世にも不幸」なので、子供たちが本当に怯えていました。

ということで、映像の暗い雰囲気も子供たちには滅法ウケがわるかった作品です。

少林サッカー


これまでチャウ・シンチー監督の作品を見たことがなかったので、私自身楽しみに観たのですが……。

香港映画やカンフー映画に十分慣れたうえで観ないと、いまいち楽しめない映画かなと。

私は概ね面白かったのですが、子供たちはどうして主人公チームの面々がいじめられるのか、貧乏なのか(小汚い恰好をしているのか)、よく分からなかったみたいです。

ヒロインが最終局面でスキンヘッドにした意味も全然分からなかったようです。

ということで、ナンセンスなコメディの面白さを分かるのは、たぶんしばらく先かなと思った作品です。

ライラの冒険 黄金の羅針盤


私自身は可もなく不可もなく、特に感想もない映画なのですが、子供たちにはかなりウケました。

ではなぜエントリーされたのかと言うと、あれだけストーリーを引っ張っといて、かつ謎も散りばめといて、回収先の続編がないのは何事かと。

子供たちは続編を観たいと言ってきたのですが、調べたところ、興行やカソリック団体からの抗議などの問題で続編は完全に断念されたとのこと。

あ・ん・だ・けマーケティングに全精力を注ぐハリウッド映画がやってくれたな、という感じです。

いったい子供たちにどう説明すればいいのやら……。

ということで、親として「大人の事情の無責任さ」への怒りからエントリーさせてもらいました。


 

以上、私が子供たちに見せて軽くつまずいた作品たちです。

見せたことはまったく後悔していないのですが(どのみちいつかは様々な作品に触れ合うことになるでしょうし)、ただ別に「今じゃなくてもいいかな」、と思っちゃったわけです。

しかし、まだまだ子供たちには見せたい映画があるので、どんどん見せていきます。

作品のチョイスでこけようがつまずこうが映画の魅力を知ってくれればいいなと、親としては思っています。

素敵だなと思った作品は「子供と一緒に楽しむ映画」で今後もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!

※それから、お勧めの作品があったら、ぜひ教えていただけるとありがたいです。

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