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今回は赤ちゃんを初めて保育園に預ける
お母さんとお父さんにお伝えしたい内容です。

もしも赤ちゃんを保育園に預けることに
後ろ髪を引かれる思いや不安があれば、
ぜひお読みいただければと思います。

 

先日、区の保育課に0歳児クラスから
保育園にお世話になっている娘の
5年目の手続に行ってきました。

今月中の入園手続のため、
窓口は赤ちゃんを抱っこしたお母さんたちで溢れています。

7年前のこの時期、長男(当時、生後半年)と妻と三人で
保育園の入園手続をした頃を思い出してしまいました。

 

その頃、私はある疑問と不安で悶々としていました。

「1歳にもならない我が子を
本当に人に任せていいのだろうか?」

私がそんな不安を抱いていたくらいなので、
妻はもっと後ろ髪を引かれたり、
心配したりしていたと思います。

通い始めてしばらくの間、
妻は保育園を後にして出勤する時、
涙ぐんでいました。

妻から話を聞くと、
妻だけではなく何人も涙ぐみながら
園を後にするお母さんがいたということです。

おそらく、別れ際の赤ちゃんの泣き声が
お母さんたちには様々なメッセージで
聞こえてきたのだと思います。

それを振り払って職場に向かわなくてはいけないわけで、
きっと毎朝お母さんたちの心は苦しかったのではないでしょうか。
(実際、男親の私も我が子の泣き声で
保育園を後にする時は、言いようのない罪悪感を覚えました)

 

でも!

でもです。

そんなお母さんとお父さんに
以下の2つをぜひお伝えしたいと思います。

その1.保育士さんの安心感

初めてのお子さんの時には
育児に対する様々な不安があると思います。

赤ちゃんの行動の不可解さ、
自分自身の親としての行動やマインド、
今までずっとぴったりと一緒だった赤ちゃんと離れ離れになること、
などなどいろいろあると思います。

が、それらを丸ごとケアできるプロフェッショナルが
保育園の保育士さん
たちなわけです。

それまで赤ちゃんの一挙手一投足にまで気を使い、
それに左右されて振り回されていた自分が
いったい何だったんだろうと思うくらいに、
保育士さんたちは赤ちゃんのケアに手慣れています。

そして、ついでに赤ちゃんのあんなことやこんなことを
不安に思っているお母さんとお父さんに対するケアも
手慣れています。

ということで、
日本における
「保育の有資格者」=「プロフェッショナル」=「保育士さん」に
ドーンと赤ちゃんをお任せして、
お仕事モードにスイッチして問題ないはずです。

で、ドーンとお任せすると不思議と
保育士さんともコミュニケーションが取りやすくなり、
お母さんとお父さんの不安もかなり解消されます。
(関連記事『保育士さんがマジですごい!』)

その2.自分の子供を他人に任せることができるのは動物で人間だけ

とは言え、先ごろまで本当に赤ちゃん(乳児)を
人にお任せしていいのかどうなのか、
私自身その疑問が完全に払拭されたわけではありませんでした。

加えて周りから、

「赤ちゃんをお母さんから離すなんてかわいそう」とか、

「乳児とできる限り一緒の時間を過ごす方が
その後の発達において○○だ」とか、

「赤ちゃんを保育園に入れて仕事するなんて親の身勝手だ」とか、

まあ、いろいろと聞こえてくるわけです。
たいていが大きなお世話ですが

が!

先だって『NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?~最新科学で迫るニッポンの子育て~」(2016.1.31放送、ブログ下欄にNHKオンデマンドのリンクを貼っておきます)』を観て、
ようやく一つの答えを見つけたような気がしました。

番組はお母さんたちの育児の不安について
「お母さんのホルモン」から科学的に
解析していく内容だったのですが、
その中で「共同養育」という言葉が出てきました。

詳しくはぜひその番組をご覧になることを
お勧めしますが(ぜひお父さんも)、
特に私に響いたのが
「人間という種は本来的には
仲間と一緒に子育てをすることができる」
という内容です。

つまり、人間は毎年でも子供を産むことができ
(現在の日本では難しいでしょうが)、
それを可能にしているのが
「自分の子供を他人に任せることができる」特徴というわけです。

そして、その「共同養育」を促しているのが
ホルモンのエストロゲンの減少によるものだとも言っていましたが、
まあそこは小難しいので省きます。
(エストロゲンの減少は
同時に不安や孤独を感じる要因にもなるらしいです)

この「共同養育」は極めて人間に近いチンパンジーにもなく、
人間特有のものだということ。

私はこの「共同養育」が、
そのまんま「赤ちゃんとお母さんと保育園(保育士さん)」の
関係に結び付いて、何年にも渡る疑問が解消される思いでした。

これまで不安や疑問に思っていたことが
「本来的に種としてアリ」と言われたようで、
「なら全然問題ナシじゃん!」と安心したわけです。

なお、今回のテーマとちょっと逸れてしまいますが、
子育て家庭の核家族率が8割にも昇る現在の日本で、
この「共同養育」に重要な役割を担うのが
「お父さん」の存在であることも
念のため強調しておきたいと思います。
(このことについては今後また記事を書きます)

ということで、
保育園に赤ちゃんをお任せして
「お母さん(お父さん)として本当にいいのかな?」と、
もし思っていても大丈夫です。

なぜなら、そもそも人間に「共同養育」できる能力があるのなら、
その中で赤ちゃん自身にも安心に育つ能力がある、
ということになるわけですから。

 

以上、私と妻の過去の経験と「Nスぺ」さんの情報から、
これから赤ちゃんを保育園に預ける
お母さんとお父さんにぜひお伝えしたい2つのことでした。

※ちなみに、安心要素の3つ目もあります。

それは、
「赤ちゃんもお母さんもお父さんも、
思っていたより早く新しい生活に慣れちゃう」
です。

最初の不安は多分遅くとも夏くらいまでに吹っ飛ぶと思いますよ。

なので、本当に安心してくださいね。

赤ちゃんとお母さんとお父さんの
楽しい保育園生活になりますように!

関連リンク(外部リンク)
NHKオンデマンド(有料視聴、一番組単位で購入可能です)
NHKスペシャル「ママたちが非常事態!? 最新科学で迫る ニッポンの子育て」(番組サイト)

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