Pocket

子供が興味を持っていることを伸ばしてあげたい、と思うことは親として誰でも持っている親心というものだと思います。

でも、子供の興味は必ずしも親の予測や期待の範疇に納まるものではありません。

確かにそれはそうで、親が勝手に予測したり期待したりすることは子供のやる気の面において、あまり望ましいことではないはずですよね。

私は子供の頃そろばん塾に通わされていましたが、最初から最後までそろばんが大嫌いでした。親としては、やり続けていれば頭の中にいつかそろばんの珠が表れてきて暗算に非常に便利だ、という思いがあったようなのですが、1年経っても2年経っても私の頭の中にはそんな珠は一粒も現れてきませんでした(そもそもそういう脳みその構造なのでしょうね……)。

大嫌いだから上達しないのか、上達しないから大嫌いになったのか、もはやニワトリとタマゴ状態になったわけです。

子供が興味を持つことをミスリードしてしまい、結果的に誰得(誰が得するんだ)状態の典型的な例だと思います。

 

さて、わが家の息子はそういった意味では親のミスリードとは逆で完全に親の私の予想外に興味が向いていることがあります。

それが「将棋」です。

以前のブログ記事「礼儀とは何か」でもご紹介しましたが、私は特別に将棋に興味があるわけでも、うまいわけでもないのですが、息子はそんな親を尻目に自分で図書館の将棋の本を借りてきて、一心不乱に読み耽っています。

将棋を教えた当の親の私でさえ、ここまで興味を持って取り組むとは夢にも思いませんでした。

 

ということで、私自身に興味があろうがなかろうが、私よりもうまかろうが、その息子の興味を伸ばしてあげたいと思うのが親心。

なので、山形県将棋駒協同組合が主催する「天童将棋駒祭り」のプロ棋士(斎田晴子棋士、女流五段)との指導対局に参加させたというわけです。

あの将棋の駒の産地で有名な天童市の職人さんなどが展示販売をしているお祭りです。

ということで、以下は当日のスナップです。

[Best_Wordpress_Gallery id=”14″ gal_title=”syogi”]

このお祭りは2015年11月3日まで有楽町にある交通会館で開催しているので、ぜひ一度お運びになってはいかがでしょうか。

対局中、斎田五段と息子の指し手の意味がよく分からず、置いてきぼり感はありましたが、まあそこは親バカでじっと一時間あまりの対局を眺めていたというわけです。

しかし、子供の興味は本当に親の予測や期待を裏切りますね。
できるだけミスリードせず、今後もありのままの興味を伸ばしてあげたいと改めて思うのでした。

Pocket