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以前のブログで宗教のコトについてご紹介いたしました(『生前整理で考える「宗教」のコト』)。

今日はその宗教のコトである『お盆(お盆を仏教行事の範疇に入れていいかどうかは一旦置いておきますが……)』のど真ん中の日です。

盆花や手桶、柄杓を持った家族連れがお寺の周りを歩いて、墓地はちょっとしたお参り渋滞状態です。

かく言う我が家もその家族連れの中の一つ。

我が家の祖先(と言っても、人物として認識しているのは私の祖父母くらいまでですが……)に手を合わせてきました。

 

息子は、盆花を供えて→マッチでロウソクに火を点け→線香をあげ→仏壇脇の“りん”を鳴らし→数珠と一緒に手を合わせるその一連の流れを気に入って、祖父母の本家の仏壇と菩提寺のお墓、計4回ほど率先して行っていました(娘は途中で寝てしまいました……)。

普段は火を使わせてもらえないこともあり、新鮮だったようです。

お花お供え

盆花をお供えします

お墓参り

新潟では茄子ときゅうりは賽の目にしてお供えします

仏壇参り

仏壇が新鮮な子供たちです

本家の伯母も私がこの写真を撮っていると、「家に仏壇がないからめずらしいんだねえ」と笑っていました。

 

確かに私も息子も、仏壇やお墓、線香に本当に縁遠い生活をしています。

儀礼、仕草の意味、仏具の名称など息子に教えてあげたくても、私自身知らないことが非常に多いことを実感した一日でした。

 

しかし、お盆における仏壇参りやお墓参りが『祖先を敬い感謝する昔ながらの風習』であることは間違いないでしょうから、この部分を強調して教えました。

どの儀式や礼儀も行うことの本質はあるでしょうから、私のように儀礼や宗教に疎い人間としては、最低限の本質を子供に伝えておけば一応間違いはない、ということです。

 

ちょっと逃げの様な方法ですが、子育てでこの方法は使えます。

本質を教えてあげて、枝葉の部分については一緒に調べるという方法ですと、子供と一緒に知識も増えて一石二鳥です。

子供と一緒にお盆の知識が増えた一日でした。

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そういえば、子供の頃、「食べていいぞ!」と伯父に言われてお墓に供えられている団子を食べたこともあります。
まあ、ぜんぜん美味しいものではなかったのですが、ふとそのことを今日思い出して息子に食べさせようとしました。
が、妻からきつく叱られました。
こういったことからも時代の流れを感じる私なのでした……。

あ、それから当時、お墓に謝れば登ってもいいという子供ならではの珍説もありました。
そこで私と従兄弟は『すみません!登らせてください!』と頭を下げて墓石に登り、木の上の蝉を採っていました。
罰当たり、プラス危険。
その家の方や住職に見つかったらどうなっていたことでしょう……。あな恐ろしや……。

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