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先日は、配偶者の実家と自分との間で摩擦が起こった時、事態を改善させるために変えることのできることと、変えることのできないことがあることをご紹介しました。

今回は、摩擦が起こってしまった時の「配偶者の立ち位置」について考えていきたいと思います。

 

自分と配偶者の実家で摩擦が起こった時、あなたの奥様 or 旦那様はどっち向きのどの位置に立っていらっしゃいますか?

 

私は義理の父と義理の弟とは最初の頃から大変仲がいいのですが、義理の母とは1,2年ほど“抗争”を繰り広げたことがあります。

今では笑い話にもなることなので、このようなお恥ずかしい話を開陳するわけなのですが、正直その“抗争”の間は怒り心頭で、ギスギスして冷ややかで、とても不愉快な期間でした。

私だけ妻の実家に帰省しない、例え帰省しても一言も口をきかない、皆で移動中のワゴン車で隣の席に座らないようにするなどなど、ホントにイヤ~な感じでした。

(ちなみに今はそんなことはありませんよ。出張の時に私一人で妻の実家に数泊するくらいです。)

 

さて、そんな時、私の妻の立ち位置はどうだったのでしょうか。

妻はニュートラルな立場、むしろ私寄りでした。

冷静に自分の母親に改善してほしいところ、こんな摩擦の原因になったことを改めてほしいことを訴えていました。

と・こ・ろ・が!

抗争真っ只中、怒り心頭中の私はそんな妻の立ち位置でさえも冷静に見ることができず、「どうしてもっと自分寄りで考えてくれないのだ!」という不満を持っていたのです(あぁ、絶望的に狭量な奴です……)。

 

前回の簡単な家族の図をまた以下に例示したいと思います。

実家の配置図

この図で言うところの、「自分の家族」と「義理の家族(配偶者の実家)」の重なっている部分に妻がいることに、その時の私は大変な不満を持っていたというわけです。

抗争中で頭に血が上っている私は、冷静な調停役としての妻の立ち居振る舞いが、自分と実家の双方に都合のいい顔を見せているように錯覚していたのでしたorz。

 

こんな私の例から、以下のようなことが言えるのではないでしょうか。

  • 配偶者の実家と摩擦が起こった人には、あまり冷静な判断を期待できない
  • 摩擦の最中、伴侶には“純粋な”自分の家族の一員としていてほしいと思っている

これが、いい事か悪い事かは別にして(そして、しょぼいか、しょぼくないかも別にしてください……)、結構現実的には、こんな風になってしまうのではないでしょうか。

 

ということで、

今、あなたの奥様か旦那様が、あなたの実家と摩擦を起こされていたら!

まず、配偶者の方に冷静な判断を求めても、怒りやストレスで極端なことを言う可能性がありますので、そこは大人の姿勢で受け止めてあげてください。

そして、摩擦の最中あなたが中途半端な位置にいると(もしくは相手からそう見えると)、配偶者の方は「どうしてもっと自分の味方になってくれないんだ!」と思うはずです。

ご自分の実家も、確かに大切だと思います。

しかし、“今と未来”は「あなたの家族」にしかありません。ご自分の実家にあるのは、“過去”だけです。

ということで、ここはグッと堪えて、できるだけ自分の家族の側に付いてみてあげてください。

 

これができれば、あなたの配偶者の方のストレスを劇的に減らすことができるはずです。

そして、配偶者の方のストレスを減らすことができれば、兎にも角にも「今の自分の家族を守ること」ができるはずです。

 

最後に見も蓋もないことを……。

この「自分の立ち位置」がどうこう言ったとしても、変えることのできるのは配偶者の方のストレスを減らすことくらいです。

根本原因である、配偶者の方と自分の実家との摩擦をなくすことは、ほぼ不可能であることを知っておくべきかもしれません。

 

私が言いたいのは、自分の配偶者と自分の実家との間でもしも摩擦が起こったら、本当に守るべき・大切にすべきなのはどちらなのか、ということです。

摩擦の火種をなくすことができない以上、自分はどちらかを選択しなくてはいけない。

 

そんな時、あなたはどちらを選びますか、ということです。

“過去”か、“今と未来”か、です。

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