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先日、新1年生になった息子の“授業参観”に行ってきました。

かつて私が小学校に通っていた頃と、
現在の小学校教育はいろいろと様変わりしていて
(当たり前ですね、40年足らずも経っているので……)、
大変興味深いものでした。

 

私の住んでいる地域では、
かつての“授業参観”が「学校公開」という位置づけになっています。

“授業参観”は、特定の授業について
その児童の保護者を対象にしているのに対し、
「学校公開」は次年度の新1年生の保護者なども含め、
広く地域の方々を対象に、
文字どおり学校を公開するという目的を持ったものです。

そして、特定の授業一コマだけではなく、
1週間程度の期間を設定して
その期間の全授業が公開の対象になっているのも
面白い点です。
(期間中、全ての授業を参観している方もいらっしゃるとのこと!)

 

さて、クラスに入ると例の「学級目標」が掲げられていたり、
日直の札が掲示されていたりと、
数十年前と変わらない光景があるのですが、
かつてと最も違う点が“小1支援員”の方の存在。
(地域によって役割や呼称は違うようです。
また自治体や教育委員会の方針で
設置しているところとそうでないところがあるようです)

 

担任の先生が熱心に授業を進めている教室の中で、
万遍なく教室内を眺め、
落ち着きのない子や教材の準備が遅れている子などの
横に素早く行って、
授業の本流に戻してあげるのが、
その“小1支援員”の方の役割です。

そのスムーズなサポート体制には、
「今はすごいなあ」という感想を持ちました。

確かに私の小1の頃には、
クラス内が騒然とすると授業そっちのけで、
担任の先生が注意をしたり、
声を張り上げたりと、
結構カオス状態だったように思います。
(そして、そのカオスを作り出していたのは、
私だったりしたのですが……)

 

教室の中でしっかりと機能しているその“小1支援員”の方を見て、
どういう経緯で学校教育の現場に導入されたのか、
興味を持ち少し調べてみると、
その裏には、
「小1プロブレム」という問題
が存在していることがわかりました。

「小1プロブレム」とは、
小学校1年生が学校生活に適応しきれないで起こす問題行動や、
その行動によってクラスの運営が危ぶまれる状態のことを指します。

※参考 小1プロブレムとは – コトバンク

 

確かに「遊び主体の楽しい生活」から
「黒板を前に、机に座って学ぶ」という劇的な環境変化に
慣れない子も出てくるでしょうから、
そういった状況や状態に一つの名称を付けて、
対処法や対応策を講じるということは必要なことなのでしょう。

 

しかし、
かつても「小1プロブレム」に似たような状況は学校ごと、
クラスごとにあったわけで、
どうして比較的近年このことが
問題視されるようになったのか、
このことが非常に気になりました。

もしかしたら、
根本的な部分が違うのかもしれませんし、
単なるクラスの「カオス状態」に
名称を付けただけで根っこは同じなのかもしれません。

 

ということで、
次回は過去と現在の子供たちの状況を見つつ、
この「小1プロブレム」について、
もう少し考えていきたいと思います。

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