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前回までの3回は、主に子供と一緒に行くかかりつけの病院での心構えでした。
大抵は私自身の失敗からまとめたものでしたが、一つや二つはご参考になることがありましたでしょうか。

ちなみに、もうお分かりかと思いますが、私は自分自身、病院がとても苦手なので、子供の付き添いであったとしても無駄に意識してしまいます。
なので、子供と一緒に自分が診察される、なんてシーンは本当に嫌いです。
子供におとなしく診察を受けるようにと偉そうに言っていた私が、ドクターから平たい匙の様なものを喉に突っ込まれて、「オェッ、オッ」と涙目になってしまうのはあまり見せたくないものです。
父の威厳も楽勝に地に堕ちます(もともとあるのか、疑問ですが……)。

さて、今回はお父さんにとって最もハイプレッシャー、かつ心配がMaxになる「お子さんの緊急事態」です。
救急医療については、利用者側、搬送側、受け入れ側と、それぞれの立場での問題や課題が連日報道されています。
そのため、最低限、利用者側の心構えを持っておくことは大切なことだと思います。
そして、咄嗟の時のために情報をまとめておくことも大事だと思います。

「お父さんのための通院付き添い」の第1回でも書きましたが、娘の鼻ビーズ事件などは、まさか我が家にそんな事態が起こるなんて思ってもみなかったことでした。

緊急事態でこれまで我が家で何回か起こった状況や反省点をご紹介いたします。
いつかのもしもの時のために、ご参考にしていただければ幸いです。

なお、私は都内のある区で子育てをしています。お住まいの自治体では事情が若干異なることがあるかもしれません。その点に留意いただき、ご参考にしていただければと思います。

子供の緊急事態-状況の整理-

夜の緊急事態は焦る!

子供の緊急事態はなぜ夜に多いのでしょうか。

もしかすると一番困る夜間だから、自分の記憶に強く残っているのかもしれません。
はたまた、昼間はゆるぎない信頼感と安心感がある保育園の先生方が対処してくれて、事後に報告を受けることが多いから、家庭で対処が必要な夜の出来事が際立つのかもしれません。

ですが、とにかく夜の緊急事態はなぜか大変焦ります。

一日が終わりかけようとしている、ほっとしたひと時に「え!マジで!?」という事態が起こるのです。

どうぞ、落ち着いてください。
そして、お母さんとお父さんが揃って二人で焦るのはやめてください。
本当に焦って心配でも、お母さんの前で慌てふためかないようにしてあげてくださいね。

お父さんが焦っても事態は何も変わりません。
むしろ、よくない方にもぶれてしまいます。

できるだけ冷静(を装ってでも)に、状況と情報を整理してください。

ただし、いくら冷静でも「寝りゃ治るよ」のスタンスは素人判断以外何物でもないので、必ずwebや家庭医学書で対処方法を調べることは必要です。

子供から得られる情報

焦っている時、子供に状況や状態を確認すると、えてして詰問口調になってしまったり、早口になってしまいがちです。

ただでさえ、痛みや苦しみで泣いているのに、お父さんがいつもと違う態度や口調で自分に話しかけてきたら、お子さんはパニックになってしまいます。

落ち着いてゆっくりと優しく聞いてあげてください。

そして、時に子供は話していることが二転三転します。
その時も「さっきはこう言っただろ!」みたいな言い方は止めてあげてください。

私は、息子が肘内障になって泣きじゃくっている時、「ふむふむ、いつも通り大袈裟に泣いているだけだね。しばらくしたら治るよ」と息子の言い分を過小評価するような対応を取ったことがあり、いまだに大反省です。

ちなみに肘内障は幼児期によく起こることのようです。
うちの場合は、小さくなってきつくなっているコートを、ちょっと無理に脱がせようとして発症しました。
その無理に脱がせようとした犯人は私です。
その後、息子の服を脱がせる時に、時限爆弾解除並みに慎重になったのは言うまでもありません。。。
肘内障:ウィキペディア、別ウィンドウ(タブ)で開きます)

次回は、実際に情報や状況を整理して、病院に行くまでをご紹介します。

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