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今回は「親の家の片づけ」のプロジェクト開始後に想定される「続けることができない」リスクについてご紹介します。

恥・羞恥心・タブーへの対処時間

恥ずかしがる猫のイラスト

誰にでも見られたくないことや触れられたくないことがあります

皆さんは誰にも見られたくないものがありますか?

書斎の引出しの中、本棚の奥、カバンの底、手帳の中身、パソコンのHDDの中。

考えると、何がしかのものが思い当たるかもしれません。

『お天道様がなんでも見ているからね、私は絶対に大丈夫!』という方がいらっしゃったら、私はちょっと眉唾になってしまいます。

もしかしたら、ご自分が忘れてしまっているだけでは……。

 

「親の家の片づけ」でも同様のことが起こり得ます。

つまりすでに生活を別にしている親にとって、子供や親族に見られたくないもの、隠しておきたいものが、どこかにあるかもしれないのです。

「続けることができない」リスクの要因として、親が持つ「恥・羞恥心・タブー」が想定できます。

それらの恥ずかしさが原因となり、プロジェクトが中断してしまうことも考えられるのです。

 

では、その対策はどうしたらいいのでしょうか。

私が実際に取った対策は「親の家の片づけを宣言してから、相応の時間を取る」でした。

相応の時間とは、親自身が心の準備をして、何か見られたくないモノがあれば、それを処分できる時間のことです。

処分が“心の整理をつける”なのか、“モノを捨てる”なのか、“データを消去する”なのか、それはどれでも構いません。

とにかく親自身の判断や納得の中で、子供に知られずに何らかの対処ができる時間を取るということが大変重要なのだと思ったのです。

 

では、具体的にどれくらいの時間を取るのが妥当なのでしょうか。

何かを処分したい場合、それがどのようなモノであれ、2週間くらいは処分の時間に充てるのが妥当なのではないかと私は考えています。

忙しい親でも、2週間あれば作業のために2回の週末を当てることができます。もし捨てるものがあっても、2週間あればいろいろな種類のごみ回収曜日で対応できるのではないでしょうか。

次回は引き続き「親の家の片づけ」で「続けることができない」リスクについてご紹介します。

(結局、私の父母は何かを処分したのでしょうか。
それは、私にはわかりませんし、今後も聞こうとは思いません。
「親の家の片づけ」で何から何にまで光を当てる必要はないと思っているからです)

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