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新米パパはどこで心構えを教わるのか

ぼっち家族の場合、身近に参考となる父親が少ないです。

年齢や家族構成が近い方から、父親としてのアドバイスを得ることがなかなか難しく、そんな心細さから育児サークルなどに参加されている方も多いのではないでしょうか。

行政主催の「新米パパのための育児セミナー」なども頻繁に開催されていますね。

私も第一子が妻のお腹にいる時に、産婦人科が主催する新米パパセミナーにでましたが、主にオムツ替えと入浴の実技指導を受けたくらいで、他の新米パパと意見交換をする、といった積極的なことはしませんでした。

だいたいそういったセミナーに出ているパパたちは一様に緊張して、自分の覚束ない手元に必死。私も含め、他の方とお話しする余裕なんてなさそうでした。

そもそも男性は女性と違い、お腹にいる赤ちゃんのために自分の体や感情が変化することがありません。そして、父親としての心構えを持つ機会がなかなかないままに、気が付いたら家に赤ちゃんがいた、なんてこともあり得るのです。

私も自分に子供ができるといったことに実感が湧かないまま、つわりで苦しむ妻の介抱をしたり、家事をしたりしていました。

「本当にこんな心構えでいいのか」といった疑問をいただきつつ、妻のお腹はどんどんと大きくなっていったのです。

そんな私に「父親の心構え」を教えてくれたのは、1冊の本です。

育児ハウツー本ではありません。

70年代にNHKで放送されていた『大草原の小さな家』シリーズの原作である『大きな森の小さな家』です。

妻が子供の頃から親しんでいた小説で、あまりにキツイつわりの苦しさを紛らわすために枕元に置いていたものでした。

大草原の小さな家も、ぼっち家族。

寝る前の暇つぶしに手に取った私は、そこに描かれているお父さん像にやられてしまったのでした。

温かさの中にある厳しさ、家族ために猛烈な自然や理不尽な社会と闘う姿が、「父親として心構え」が分からずモヤモヤしていた私に一つの答えをくれたのでした。

大自然の中の偉大なるぼっち家族、インガルス家。

そしてその中の愛すべきキャラクターたち。

人に優しく、理不尽には決してファイティングポーズを崩さないお父さん。

私にとって目標、理想とするお父さんです。今でも彼のようなお父さんになりたいと願っています。

ぼっち家族の新米パパで「父親の心構え」で悩んでいる方がいらっしゃったら、『大きな森の小さな家』をぜひご一読ください。

 

大草原の小さな家シリーズ 大きな森の小さな家 (新装版) (講談社青い鳥文庫)


 

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